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新鮮で未熟なボンド役
彼が初めて007シリーズのジェームズ・ボンド役に抜擢されたシリーズです。彼の抜擢には、さまざまな批判がありましたが、彼はその批判を打ち消すほどの魅力を発揮してくれました。円熟味を増してきているシリーズの後半に比べ、初回のこの作品では、彼個人も、そして、役どころも、まだまだ未熟なところがあり、それがあえて魅力を高めているといえます。
007シリーズとはまた別の魅力
007シリーズのジェームズ・ボンド役のイメージがすっかり定着していたなかで、別の作品の主役級を演じることはとても難しいと考えられるなか、しっかりと記者の役をこなすことができ、ボンドのイメージがまったくちらつかなかったのは、彼が演技上手だと考えられます。作品自体はとても暗い影のあるもので、相手役の女性にスポットが多くあたるものではありましたが、そのなかで強い存在感がありました。
4位ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
引用元: Amazon
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(ナイブズアウト めいたんていとやいばのやかたのひみつ、Knives Out)は2019年のアメリカ合衆国のミステリ映画。監督はライアン・ジョンソン。
名探偵というクリーンな役どころもうまい
もうボンド役はしないのかも、なんて思いだしたころ、ボンド役とはまた違った、表の舞台での正義の味方、クリーンな役どころの名探偵をうまくこなしていました。ただ、上位に入れられなかったのは、どこかで、007シリーズの彼の顔がちらついてしまう、というところがありましたので。彼の007シリーズからの卒業が取りざたされるなか、新しい魅力発見につながったのかどうか、もう少し他の作品もみて、という気持ちになる作品です。
哀愁を帯びたボンド役が魅力
この作品のボンドは、生い立ちが明らかになり、また、大切なMを失うという役ではありますが、その哀愁をおびた役どころがとても魅力的です。こういった少し陰のあるところは、歴代ボンドとはまた異なる役どころで、彼だから演じることができたと考えます。
円熟味を感じるボンド役
一番新しいシリーズはまだ公開されていませんが、彼の一番の魅力は007シリーズのジェーズ・ボンド役で発揮されてると考えます。カジノ・ロワイヤルの頃の、まだ若い彼も新鮮な魅力がありますが、シリーズを何作かこなしていった彼の、彼自身の、そして、役の上での円熟味を感じることができるためです。