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ネコっぽい!
天真爛漫で素直、さっぱりしたいわゆる犬っぽい面ではなく、賢さ、ずるさ、じっとりねっとりしたしつこさなど、猫っぽい面を表現しているようでよかった。どの女性も後者の面を持ち合わせていると思いますが、その描写が素晴らしく比喩表現も絶妙だと思いました。
3位下流の宴(小説)
引用元: Amazon
『下流の宴』(かりゅうのうたげ)は、林真理子が『毎日新聞』朝刊に2009年3月1日から12月31日まで連載した小説。挿絵は水上みのりによる。それを原作として同名でテレビドラマ化されている。
見栄の集結
プライドの高い見栄っ張りママを描いた作品は沢山ありますが、林真理子独特の言い回し、描写、セリフ回しがよかった。ご本人も、「自分は見栄っ張り」とおっしゃっていましたが、本作品を書くときは、どんな気持ちになんだろう?と気になりました。
美しい
描写が美しく、優しい作品だと思いました。高校生が主人公なため、初々しく純粋。林真理子ってこんな作品も書くんだ~、と驚いたのが読み終わった後の第一印象です。描写が巧みなのは、ご本人が山梨出身だから??などと想像もしてしまいました。
5位不機嫌な果実(小説)
引用元: Amazon
『不機嫌な果実』(ふきげんなかじつ)は、林真理子の小説。 『週刊文春』に1995年11月23日号から1996年6月27日号まで連載されたのち、1996年10月30日に文藝春秋より単行本が刊行された。2001年1月10日には文春文庫版が発刊された。
意外にキレイ
発刊当時、衝撃的と話題になっていましたが、読んでみたらそれほどでもなかったのが意外でした。人々の関りが想像していたよりも、あっさり描かれていたからかもしれません。とはいえ、ラストは意外や意外。人間ってわからないな、これが本能とか感情というものかと静かに驚きました。
本好きにはたまらない!
淡々と静かに物語は進んでいきますが奥深い。林真理子の作品の中でも、これほどしみじみと共感できる作品はなかった気がするから。様々な作品を発表していらっしゃいますが、女性の狡さや賢さ、いやらしさをチクチクと感じるわけでもなく、「そうそう、これこれ。本好きってこんな感じ・・・」としみじみと余韻が残る作品だったから。