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ぽてとさんの「米澤穂信の書籍ランキング」

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更新日: 2020/04/06

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まえがき

高校時代、友達におすすめされて手に取った米澤穂信の作品は、一晩にして読み終えてしまいました。あなたを本の虜にする力を持つこの作家の本をご紹介します。

ランキング結果

1氷菓(小説)

氷菓(小説)

引用元: Amazon

『氷菓』(ひょうか)は、2001年11月に刊行された米澤穂信のライトノベル系推理小説。『〈古典部〉シリーズ』第1作であり、第5回角川学園小説大賞内で新設されたヤングミステリー&ホラー部門で奨励賞を受賞後、角川スニーカー文庫〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉から刊行された著者のデビュー作である。

大人気古典部シリーズ第1作

アニメ化もされた「古典部シリーズ」第1作目であり、記念すべきデビュー作でもあります。ライトなミステリー小説ではありますが、ほのぼのとした高校生の日常らしい風景も描かれています。最後まで伏線の回収の仕方が美しいので2度読みしたくなること間違いなしです。

2春期限定いちごタルト事件

春期限定いちごタルト事件

引用元: Amazon

『春期限定いちごタルト事件』(しゅんきげんていいちごタルトじけん)は2004年に創元推理文庫から刊行された米澤穂信の推理小説。〈小市民〉シリーズの第一弾。「小市民を目指す」という目的を共有したシリーズの主人公・小鳩常悟朗と小佐内ゆきが物語の舞台となる船戸高校に入学した高校一年の一学期の出来事を描いた連作短編集。

さらっとした「小市民シリーズ」

古典部シリーズよりさらに軽めな小市民シリーズ。ささやかな日常の中で二人にさらっと降りかかる謎を解いていく、甘くも酸っぱくもないのに青春を感じる一冊です。

3ボトルネック

ボトルネック

引用元: Amazon

『ボトルネック』は、2006年に 新潮社から刊行された米澤穂信の推理小説。石川県金沢市と福井県東尋坊を舞台とした、パラレルワールドを扱った青春SFミステリ。自分の住む環境とは似て非なるパラレルワールドに迷い込んだ少年がパラレルワールドと本来いる世界の相違から見出した真実に打ちのめされていく様が描かれている。

二つの世界が描かれる、奇怪で巧妙な世界観

自分が存在する世界と、存在しない世界。パラレルワールドの中には驚くべき「違い」とそれによって変わる「未来」があります。小さな変化から大きな変化まで。

4儚い羊たちの祝宴

儚い羊たちの祝宴

引用元: Amazon

『儚い羊たちの祝宴』(はかないひつじたちのしゅくえん)は、2008年に新潮社から刊行された米澤穂信の短編推理小説。 上流階級の関係者が主人公であること以外、各編はそれぞれ独立したストーリーを展開するが、一部の登場人物が「バベルの会」と呼ばれる読書サークルの関係者であるという共通項があり、書き下ろし作「儚い羊たちの晩餐」にて「バベルの会」に纏わる話が描かれる。

全部読み終わった時に知る衝撃

それぞれに「バベルの会」という、とある大学の読書会が登場するものの、全体としては5話からなる短編集です。しかし、最後まで読むとそのつながりと驚愕の事実に気づくことができます。背筋がぞくっとする快感をお楽しみください。

5クドリャフカの順番

クドリャフカの順番

引用元: Amazon

『クドリャフカの順番』(クドリャフカのじゅんばん)は2005年6月30日に刊行された米澤穂信の推理小説。『〈古典部〉シリーズ』第3作。前作『愚者のエンドロール』から約3年ぶりのシリーズ作品となり、本作から角川書店より四六判で刊行されるようになっていった。単行本での副題は「十文字事件」だが、2008年5月25日に文庫版が発売された際は外されている。文庫版の英題は「Welcome to KANYA FESTA!」。

古典部シリーズのお気に入り

実は、古典部シリーズの作品の中で個人的な一押しはこの作品です。登場人物4人の目線で描き分けられていて、文化祭という高校生の青春を切り取った中で起きる日常のささやかなミステリーです。

あとがき

最後までお読みいただきありがとうございました。

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