【人気投票 1〜14位】米澤穂信の人気書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
短編集『満願』と長編『王とサーカス』で史上初の2年連続ミステリーランキング3冠を達成した作家の米澤穂信。今回みんなの投票では「米澤穂信の人気書籍ランキング」を決定します。代表作の1つで映画化された『インシテミル』やデビュー作の『氷菓』はもちろん、新境地に挑戦した『折れた竜骨』や2018年に発表した『本と鍵の季節』がランクイン?あなたがおすすめしたい米澤穂信の作品も教えてください。
最終更新日: 2024/08/31
ランキングの前に
1分でわかる「米澤穂信」
史上初の快挙を成し遂げた「米澤穂信」
1978年生まれ、岐阜県出身の「米澤穂信」。2001年、アニメ化及びドラマ化されたデビュー作『氷菓』を発表し、角川学園小説大賞奨励賞を授賞します。ちなみにこの作品はのちに続く「古典部シリーズ」の1作目でした。さらに、2002年『愚者のエンドロール』を発表すると、続いて2004年に発表された『さよなら妖精』が高く評価されます。また、2007年に発表された作品『インシテミル』は映画化されるほどの人気作品に。そして2015年に発表した短編集『満願』が3つのミステリーランキングで国内1位に選ばれ、三冠を達成。これは史上初の快挙でした。続いて2015年に長編『王とサーカス』でも2年連続の三冠を達成します。その他にもパラレルワールドを舞台にした『ボトルネック』やファンタジーとミステリーの組み合わせが話題を呼んだ『折れた竜骨』などの作品を次々と発表。現在は、新作の執筆を期待される人気作家の1人です。
デビューまで
米澤穂信は大学時代に読んだ『空飛ぶ馬』、『六の宮の姫君』をきっかけにミステリーの執筆を思い立ちます。そして大学卒業後、「2年間だけ小説の夢にチャレンジしたい」と両親を説得。岐阜で書店員として働きながらも執筆を続けた結果、2001年に『氷菓』でデビューしました。
ユーザーのバッジについて
米澤穂信の作品を全作品読んだことがある。
米澤穂信の作品を15作品以上読んだことがある。
米澤穂信の作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
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強烈な印象を読後に残す灰色の青春ミステリー
本作は、米澤穂信作品にしては珍しいSFとファンタジーが融合したようなミステリーになっています。家族と上手くいっていない主人公が、自分が存在していないパラレルワールドに迷い込むところからはじまり、衝撃な事実を目の当たりにして終わります。暗いですが、読みやすく先が気になる物語になっていて、ラストに強烈な読み味を残してくれるため、1位に選びました。
報告救いようのない残酷さ
パラレルワールドものだから気楽に読めば良いと気を抜いて読み進めていると最後に残るのは絶望感のみ。自分が存在しなかった世界では全てが上手くいっていると知ってしまった主人公の選択と、タイトルであるボトルネックの意味が胸に突き刺さります。
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もどかしい二人に注目
優しい推理小説。
目の前に現れた謎についつい首を突っ込みたくなる主人公と、自分に危害を加えた人間には徹底的に報復せずにはいられないヒロインが小市民を目指しているが、この本を読んでいると本音を隠して右往左往する姿に思わず共感してしまいます。
依存関係ではない。ましてや恋人なんてものでもない。
二人の関係にドキドキが止まらないです。
ポップな推理小説
他にはない推理小説な感じがとても軽くて好きです。主人公の2人の小市民を心がけようとする生活、それとは裏腹に事件がたくさん降ってきてそれを解決して、また小市民的生活に戻っていく目立たないことを心掛ける少年少女たちのちょっと変わった推理小説になってて面白いです
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古典部3作目の面白さ
数ある古典部シリーズの中で、1番盛り上がりのある、文化祭のお話がメインに置かれています。文化祭で起こる事件を奉太郎が、どう解いていくのかが1番面白い作品だと思います。ヒントが散りばめられていて、見ていて、こちらも犯人は誰か予想も立てられるのも面白いです。
報告古典部シリーズのお気に入り
実は、古典部シリーズの作品の中で個人的な一押しはこの作品です。登場人物4人の目線で描き分けられていて、文化祭という高校生の青春を切り取った中で起きる日常のささやかなミステリーです。
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米澤穂信の原点にして人気シリーズの第一作
本作は米澤穂信のデビュー作であり、『古典部シリーズの』第一作です。活き活きとしたキャラクター達と日常の謎を掛け合わせた作品で、初めて米澤穂信作品を読もうと思っている人におすすめの作品です。私が米澤穂信作品にはまったきっかけの作品で、思い入れも強いため3位に選ばせていただきました。
koshikiさん
3位(70点)の評価
代表作
古典部シリーズの最初の氷菓はデビュー作兼代表作なだけあってとても練られているなと感じました。それはトリックにも出ているし、それに加えて各キャラクターも個性が出ていて1つの物語としてもよく考えられています。ですので推理小説としても一つの物語としても面白いです。
ナハマジャさん
2位(85点)の評価
偉大なスタート
章が複数あって、各章で小さくてほんわかする謎を解決しつつも、表題にある「氷菓」の謎という大きなゴールに向かっていく素晴らしい構成。短編の連なりで大きな1つの作品となっているという意味では短編的な側面もあり、非常に読みやすい作品です。ノンストレスで読めるのは素晴らしい。
ムロヒムさん
1位(100点)の評価