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2位昭和残侠伝 唐獅子牡丹
これが人侠映画だ。
この映画、主演の高倉 健さんと同時に主演した池部 良さんに、東映のプロデユ―サーはわざわざ東宝に出向いて、「池部さんを貸してください。高倉 健を一流の俳優にしたいのです」と。この時点ですでに「義理と人情」の映画が出来上がっていて、唐獅子牡丹の成功作となった。
高倉さんの東映卒業シャシン!
いわゆるサスペンス映画なのだが、高倉さんは最初断ったそうです。でも、これまでの任侠映画のイメージを脱するため、あえてこのシャシンに挑戦した。新幹線を爆破させるテロ的犯人には不向きと思えたが、海外での評価は良く、日本ではその後人気が出た。
松田優作さんとの最初で最後の共演作
この日米合作映画、アメリカでは「高倉 健」はあまり知られてなく、それでも高倉さんはオーデイションから参加してこのハリウッド映画への意欲を見せた。松田さんの「狂気に満ちた」演技が評価されたが、対照的な警察官を演じた高倉さんの俳優魂に一票!
5位ミスター・ベースボール
引用元: Amazon
『ミスター・ベースボール』(Mr. Baseball)は、1992年に公開されたアメリカ合衆国の映画。日本(愛知県名古屋市)を舞台の中心としている。日本のプロ野球でプレーする外国人選手を題材としており、日本でプレーすることが決まった選手が日本プロ野球の教科書代わりにしばしば鑑賞することで知られている。
日本の”野球監督”の厳格さを演じて秀逸
高倉さんが演じたこの映画監督は、星野さんをモデルにしたもの。日本的監督を演じて日米の野球観の違いを演じた。「根性論」をトムセレックに強いるが、そこで野球感の対立が。最後はトムセレックが「サヨナラスクイズ」を決めるシーンは感動的。
泣かせた高倉さんの演技!殺人者なのだが、ストイックさを演じて上手い!
この映画、高倉さんの東映以外での初主演映画ですが、役つくりにかなり時間を要した。高倉さんに絡む武田鉄也、桃井かおりの演技を引き出していて、やさしい「健さん」を見事に演じ切っている。ラストのシーン、武田は涙が出なかったが、武田は「健さんとこれで別れになるのか?」と思って、涙が出て、無事に撮影が終わった感動作だ。