みんなの投票で「高倉健出演の人気映画ランキング」を決定!昭和を代表するスターとして、無数の映画作品に出演した高倉健。デビュー作となった『『電光空手打ち』』から、元極道「夜叉の修治」を演じた『夜叉』、東映創立50周年記念作品『ホタル』、盟友・ビートたけしと27年ぶりの共演で話題となった生前最後の主演作『あなたへ』まで、200本以上の出演映画のなかから上位にランクインするのは?あなたのおすすめ作品に投票してください!
最終更新日: 2020/10/05
このお題は投票により総合ランキングが決定
高倉健(1931~2014年)は、福岡県出身の俳優。大学卒業後に研修生として東映に入社し、1956年に公開された『電光空手打ち』では映画デビューと初主演を同時に果たすことになります。そこから数々の映画で主演を務め、昭和を代表する大スターとして一時代を築きました。
高倉健の出演映画で代表的なのは、ビートたけしと共演した『夜叉』(1985年)、特攻隊員の生き残りである漁師を演じた『ホタル』(2001年)、205本目の出演映画にして遺作である『あなたへ』(2012年)など。日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を獲得した、『八甲田山』(1977年)、『幸福の黄色いハンカチ』 (同年)、『遙かなる山の呼び声 』(1980年)、『鉄道員(ぽっぽや)』(1999年)なども、彼を語るうえで欠かせない映画作品です。
ランキングの順位は、気軽に参加可能な3つのボタンによる投票と、自分の順位を決めて公開・投票するマイランキングの合計ポイントで決定します。マイランキングの方がポイントは高く、順位に及ぼす影響は大きくなります。
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1位幸福の黄色いハンカチ
2位鉄道員(ぽっぽや)
3位新幹線大爆破
4位冬の華
5位あなたへ(映画)
1位幸福の黄色いハンカチ
2位鉄道員(ぽっぽや)
3位新幹線大爆破
4位冬の華
5位あなたへ(映画)
条件による絞り込み:なし
不器用で頑固一徹な生き様にシビレました。
高倉健演じる佐藤乙松は、定年退職を目前に控えた老鉄道員。その半生を描いたこの映画は、ありきたりの設定でありながら、不器用で頑固一徹な乙松の生き様に感動を覚えたのは、高倉の演技力だと思います。また、一人娘をなくした日も、妻を亡くした日も駅に立ち続けた姿は、愚直な印象の強い高倉そのものでシビレました。「鉄道員」での乙松の生き様は、私の憧れです。
先立たれた妻と夭逝した娘を心の中に思いながら不器用に生きている姿を高倉健さんが見事に演じていている映画
鉄道員(ぽっぽや)一筋に人生を送ってきた無骨で不器用な駅長の佐藤が、先立たれた妻と夭逝した娘を心の中に思いながら不器用に生きている姿を高倉健さんが見事に演じていて心にグッと来ました。高倉健さんの持ち味がとても生かされている映画でした。派手な演出は無いけどしんみりと心に残る良い映画だと思います。
不器用な高倉健さんらしい静かで深い映画
まもなく廃線になるという北海道の鉄道路線のとある駅長さんが主人公である映画で、静かなまちで不器用に真面目に行きている男性のいかにも人間味あふれる幸せや悩み、苦悩が表現されている人間くさい映画で引き込まれます。
志村けんさんが出演しているのも見どころですね。
大ベストセラー小説の映画化
初老の鉄道員のもとに、幼くして亡くなつた娘が訪ねてくる、成人した姿で、いわゆるゴースト・ストーリーですが、この作品はほのぼの系の感動作で見る人を涙に誘う。高倉健の名演技、大竹しのぶ・小林稔侍・志村けん・広末涼子。
渋い
健さんと言えば、北海道、雪。そしてこの映画で制服が加わりました。定年を間近に控えた真面目な鉄道員。今では見られない昔の漢を見せてくれました。健さんの涙を流すシーンを初めて見て、こちらももらい泣きしてしまいました。
爆弾犯人を応援しよう
高倉健は町工場を倒産させてしまった男。山本圭演じる元過激派等、やっぱり世間でうまくいっていない男たちと組んで新幹線に爆弾を仕掛け、人生の大逆転を図ります。間違いなく彼らは負けるとわかりながら、スクリーンの前で彼らに感情移入して応援せざるを得ない映画です。
高倉さんの東映卒業シャシン!
いわゆるサスペンス映画なのだが、高倉さんは最初断ったそうです。でも、これまでの任侠映画のイメージを脱するため、あえてこのシャシンに挑戦した。新幹線を爆破させるテロ的犯人には不向きと思えたが、海外での評価は良く、日本ではその後人気が出た。
健さんの悪ぶり
何せ、あの新幹線をターゲットにして、大金を奪うというとんでもない計画、犯人と新幹線を守る人々との戦いをスリリングに緊張感立っぷりに描くのですから、それもオールスターで高倉健・千葉真一・宇津井健そうそうたる俳優陣、映画は大傑作、特撮の部分が少し弱いのが欠点。
貫き通す姿
クロード・チアリの奏でるギターの音色が物悲しく流れるやくざ映画。
健さんの映画で一番好きな作品。
健さんの脇を固める俳優たちもみな素晴らしい。
田中邦衛、小林稔侍。
健さんの脇にいてピタリとはまる男たち。
耐えることは美学ではないけれど貫き通すことは美学だと、健さんの姿が語る作品。
シャガール
やくざの兄弟分をやむを得ぬ事情で殺してしまい、長く刑務所にいた男が出所します。刑務所にいながら彼が金銭的に援助していた、殺された男の娘が美しい高校生になっていて、気になるのだけれど、名乗り出るときっと彼女の夢を壊してしまうという微妙な彼らの間柄がドラマの核になっていますが、主人公の親分が愛すべき人物です。純粋に絵画が好きで、主人公の出所祝いにシャガールの絵を贈り、海辺を二人で歩きながら「シャガールはいいぞ」と話すのです。
貫く男のかっこよさ!
この作品も素晴らしかった。出所後のヤクザを描いたもので健さん演じる男の生きざまがかっこいいですね。健さんは圧倒的な存在感を出してますが、脇を固める俳優さんも素晴らしい北王子欣也さんや田中邦衛さん。いい映画にならないわけがない。最高です。
妻を亡くした英二が妻が若い時に暮らしていた場所を廻る姿に感動
長年連れ添った妻が他界してしまった後に「故郷の海に散骨してほしい」と記された絵手紙を受け取った英二が自家製のキャンピングカーで亡き妻の故郷に行って、妻が若い時に暮らしていた場所を廻る姿には感動しました。夫婦ってどちらかが亡くなった後にも繋がっているんだなと心が温かくなるとても良い映画でした。またこの映画の舞台(亡き妻の故郷)は私の親戚も住んでいるので何度も行ったことがある場所が映画に映っていて嬉しくなりました。
映画史に残る映画です、高倉健にとってもいい出会いでした。
やくざ映画というジャンルを確立した名作。義理と人情と男の世界、陰で泣く女一人、耐えに耐え最後の最後に悪を切る。よっ、健さんしびれるぜ。まさに映画の世界現実にはあり得ない、やくざの世界には義理もなければ人情もない、映画ならでは。
男の中の男・高倉健と出会った作品です。
「網走番外地」の舞台が、生まれ故郷から車で40分程だったことから興味を持ち、劇場公開から20年後くらいにレンタルビデオで鑑賞。古臭い白黒の画面が逆に新鮮で、話が進むにつれ、高倉健演じるヤクザ・橘真一の一挙手一投足に釘付けになりました。網走刑務所の微罰房での回想シーンは、ヤクザになった経緯、渡世の義理から人を殺めて逮捕されるシーンに背中がゾクゾクしたのを覚えています。また、線路に手錠の鎖を乗せ、通過する列車で切断するラストの場面は迫力満点で、高倉の役者魂を感じました。
優しさ
最後に薬師丸ひろ子さん演じる頼子の亡骸を背負って、一人で戦車や歩兵達に立ち向かっていく姿を見て漢を感じました。劇中の名言「男は強くなければ生きていけない。優しくなければ、生きている資格がない」は、心に残っています。
実らないとわかっていても…
向田邦子原作の小説を映画化した作品。
健さん演じる門倉が親友の妻、たみに実らない思いを寄せる心に秘めた恋の物語。
たみを演じるのは富司純子。
お互い口には出さないけれど、心の奥深くで繋がっている2人。
実らないとわかっていても人は惚れるもの。
人生にはあきらめないとならないものもある。
たみへの思いを胸に抱えて生きる健さんの姿がせつないながらも、やっぱりかっこいい。
若き日の富田靖子、真木蔵人も出演。
ストーリーに深みがあってとても良い映画
この映画の中の高倉健さんは鼻歌を歌ったり、おちゃらけてユーモアのあるキャラクターを演じていたのでちょっと新鮮でした。そしてこの映画は向田邦子さんの本が原作となっていますので、ストーリーに深みがあってとても良い映画に仕上がっていると思います。
これが人侠映画だ。
この映画、主演の高倉 健さんと同時に主演した池部 良さんに、東映のプロデユ―サーはわざわざ東宝に出向いて、「池部さんを貸してください。高倉 健を一流の俳優にしたいのです」と。この時点ですでに「義理と人情」の映画が出来上がっていて、唐獅子牡丹の成功作となった。
年を重ねると理解できる深い映画
北海道の警察官である主人公の3つの時代のエピソードがそれぞれオムニバスのように描かれる映画ですが、見れば見るほどさまざまな発見があって心に染みてくる、そんな映画になっていると思います。
若い頃初めてみたときには「なぜ離婚するのか?」などさまざまな「なぜ?」という疑問が残る作りになっていると思ったものですが、年齢を重ねたのちに見返してみると心情が腹に落ちてくる、そんな脚本、作品になっていることが理解できた映画です。
松田優作さんとの最初で最後の共演作
この日米合作映画、アメリカでは「高倉 健」はあまり知られてなく、それでも高倉さんはオーデイションから参加してこのハリウッド映画への意欲を見せた。松田さんの「狂気に満ちた」演技が評価されたが、対照的な警察官を演じた高倉さんの俳優魂に一票!
松田優作との共演!
アメリカの映画に健さんがオーディションから受けて参加した作品です。なんといっても松田優作との共演が話題になり狂気に満ちた松田優作の演技が話題になりがちですが、健さんも渋い刑事役でかっこいいです。とてもワクワクする映画です。
人に知られたくないことがある
高倉健・池辺良競演の昭和残侠客伝シリーズ。「死んで貰います」では高倉健が刑務所時代の仲間だった長門裕之と銭湯で再会するシーンが好きです。お前この近くに住んでいるのか。いや違う。俺もだ。二人共、背中の入れ墨をご近所の人に見られたくなくて家から遠い銭湯に通っていたのです。
シェーンの日本版
脛に傷を持つ、訳ありな男、まさにこのような役をやらせたら、世界一の役者、高倉健ここにあり、賠償さんとは相性抜群、山田作品に外れなし、一つ残念なのは、ジャック・パランスのような悪役がいないこと、それでも十分な出来。
日本の”野球監督”の厳格さを演じて秀逸
高倉さんが演じたこの映画監督は、星野さんをモデルにしたもの。日本的監督を演じて日米の野球観の違いを演じた。「根性論」をトムセレックに強いるが、そこで野球感の対立が。最後はトムセレックが「サヨナラスクイズ」を決めるシーンは感動的。
深い愛のカタチを見た気がします。
不器用な生き方をする役柄が、高倉健には似合います。島勇作役を演じた「幸福の黄色いハンカチ」では、特にそう思いました。脇を固めた武田鉄矢と桃井かおりとの奇妙な出会い、チョイ役ながら出演していた渥美清とのやり取りなど、見どころは盛りだくさん。そして、妻役の賠償千恵子が、勇作を待っていたことの目印、鯉のぼりの竿に黄色いハンカチ、それも1枚ではなく何枚もぶら下げていて、それを見た高倉健の表情に男の純真さや弱さを感じ、深い愛のカタチを見た気がします。
心に染みる名作
犯罪者となって網走刑務所で刑期を終えた高倉健さん演じる主人公が、待っているはずはないと思いつつもわずかの希望を持って、倍賞千恵子さん演じる奥さんのいる夕張へ帰る物語で、奥様が大量の黄色いハンカチを掲げて迎えるシーンは感動以外の何ものではない名作映画だと思います。
映画初出演の武田鉄矢さんや桃井かおりさん、渥美清さんなど脇役の出演者も豪華で、そういう意味でも隙のないしっかりした映画に仕上がっていると思います。
感動した
男の純真さや弱さを感じ、深い愛のカタチを見えた映画で感動した。
泣かせた高倉さんの演技!殺人者なのだが、ストイックさを演じて上手い!
この映画、高倉さんの東映以外での初主演映画ですが、役つくりにかなり時間を要した。高倉さんに絡む武田鉄也、桃井かおりの演技を引き出していて、やさしい「健さん」を見事に演じ切っている。ラストのシーン、武田は涙が出なかったが、武田は「健さんとこれで別れになるのか?」と思って、涙が出て、無事に撮影が終わった感動作だ。
プロフェッショナル
冒頭の食堂でビールを飲み、かつ丼とラーメンを食べるシーンは子供ながら「美味しそう」と思いました。後にある番組で山田監督が「高倉さんはこのシーンを撮るために2日間絶食していた」と聞いて合点がいきました。一つ一つの場面を納得いくようにするため、自分を追い込む姿にプロフェッショナルを見ました。
ストーリーもいいし健さんの演技もいい!
高倉健、桃井かおり、武田鉄矢のキャストが豪華でいいですね。健さんは若いころから渋くてかっこいいし演技がうまいです。桃井さんは色気があっていいです。武田鉄矢はコミカルで味のある若い男ですね。この作品はストーリーが良くて最後のシーンは感動します。
ラストで涙
わかっていてもやっぱりラストでは泣いてしまう。
はためく黄色いハンカチ。