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kaboさんの「川上未映子の書籍ランキング」

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更新日: 2020/01/25

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まえがき

女優の顔ももつ多才な作家さんです。少しランキングに偏りがありますが楽しんでもらえる作品を選んでみました。川上さんの魅力が伝わると思う嬉しいです。

ランキング結果

2人の成長がポイント

小学生の麦くんとヘガティーの成長を描いた作品。どちらも会いたい人に会いに行く。麦くんは、あこがれの人へ、ヘガティーは、腹違いのお姉さんに。子供目線だけどとても考えさせられる作品だと思います。本を通して忘れかけていた気持ちを大切にして欲しいと思います。

タイトルに惹かれましたが、内容はもっと惹かれます。

タイトルだけでまずは、手にした本です。作者の徒然日記。まるで川上さんが目の前で話しかけてくれるような感じになりました。川上さんの魅力が詰まった一冊だとおもいます。

3ヘヴン(小説)

ヘヴン(小説)

引用元: Amazon

『ヘヴン』は、川上未映子による日本の小説。 作者初の長編小説。いじめを題材にし善悪の根源を問う作品。講談社の『群像』2009年8月号に掲載された。単行本刊行の際に加筆されている。

いじめがテーマ。大人だからこそ読んで欲しい

テーマがいじめのため、かなり痛々しい場面が出てきます。それでも完読してほしいと思います。

暴力を振るう側と受ける側のだけでなく、厄介ごとを見て見ぬふりをしてしまう人たちの心理描写もリアルです。
冷静に自分ならどうするか考えながら読んでみてください。
読後にタイトルの「ヘヴン」の意味が分かります。ひたすらにいじめに耐え続けているふたりの14歳。涙が止まりませんでした。

虚しさが残りますがでも読んでしまいます。

タイトルだけで読んでしまった作品。読んでいて虚しさがかなり残りますが、デパートという空間、ブランドへの憧れなど共感できる部分が女性には、あるのではないのでしょうか。買い物依存というより、主人公の不安が現代の人とマッチしていて、考えさせられる作品でした。

主人公の感情の変化に注目

主人公、冬子のような人、たくさんいるのでは、ないでしょうか。三束との出会いによって、次第に変わって行く主人公。人間が抱える孤独と温かさが感じられる作品です。

あとがき

いかがでしょうか。乳と卵を外して、ランキングしてみました。エッセイなどの作品も楽しい作者です。一冊でも共感をいただけたら嬉しいです。

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