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2位伊豆の踊子(1974年)
引用元: Amazon
百恵さんの健康美が爆発!
山口百恵主演映画だからこそ、流行作家でない文豪の小説を読むことに目覚めさせてくれた作品です。
この作品をきっかけに吉永小百合さん版も観ましたが、時代を代表する若手女優さんの登竜門的な作品であると分かると共に、その大役に応えられている百恵さんの潜在能力を強く感じました。
余談ですが、後年ロケ地巡礼で旧道の天城トンネルに出向いたが、一高生の「私」の気持ちにはなれなかった現実の私でした。
悲しいけど観たくなる作品
舟木一夫&和泉雅子コンビでの映画化も良かったが、文芸作品に堪えられる女優としても、その実力を開花させていた山口百恵と三浦友和コンビの「絶唱」も素晴らしい作品です。
百恵さんって「薄幸の美少女」が似合うけど、この作品はその路線での頂点に立っていると思います。私としては、健康的な可愛い娘の方が好きですけど。
百恵さんの妖艶な色気の片鱗が見える作品
小難しくて取っ付き難い三島文学にも、こんな読みやすい恋愛小説があるのだと、映画化で教えてくれた山口百恵主演「潮騒」。
映画上映当時19歳の私は、大砲の着弾観測所で裸の初江が新治に対し「その火を飛び越してこい」と言う件が見たくて映画館に足を運んだのだけれど、全編を通しての百恵さんの美しさや演技に魅了されたことを忘れられません。
映画は「読んでから観る」派の私であり、いつも映画化にはがっかりさせられていましたが、この映画には十分満足し、「観てから読む」ことで小説と映像を融合できると分からせてくれました。
文句なしで山口百恵主演映画の最高傑作です。