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悪の華に魅入られた兄
ウイリアムの理想に共感し、魅入られた兄ですが、その度胸と決断力は素晴らしい。この兄がいるからウイリアムの頭脳が生かされると感じます。根幹には正義でも悪でもない、自身の理想がちゃんとあるところが格好いいと思います。
豪放にして繊細な天才
遊び人っぽく豪放磊落にして、天才らしく繊細。そんな矛盾した感性で、ウイリアムの異常さに気付くところは、さすがホームズといった感じです。原典のホームズのイメージとは違いますが、どこか破滅的な精神の持ち主であるところが、ウイリアムとどこか似ていて面白いです。
忠実なるウイリアムの右腕
ウイリアムの右腕というべき忠実な従者ですが、原典ではモリアーティの次に危険な存在とホームズに言わせるだけあって、銃撃に謀略にとすべてをそつなくこなす、いろいろと万能な従者です。まさに危険な番犬ともいうべき存在感がいいです。
実は最も冷徹な末弟
ウイリアムに命を助けられたためか、もっともウイリアムの理想を理解をし、サポートを惜しまないキャラです。犠牲を厭わず、平然と子どもを犠牲にしようとするなど、冷徹な一面を見せますが、すべては兄の理想のためだと考えると、とても健気な弟といえます。
華麗なる悪の天才
この作品の原典となるシャーロック・ホームズものでもキーパーソンであるモリアーティですが、原典では謎多き彼の犯罪の裏にある動機や意味を与えてくれるという点で、ホームズもの好きとしてはとても面白いキャラです。またその点を抜きにしても、冷徹そうでいてちらりと垣間見られる情熱もあり、恐ろしいほどに賢くて美しい。悪党でも人を惹きつける魅力があり、その魅力がなければ成り立たない作品だと感じます。その意味でウイリアムがこの作品の白眉です。