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凛さんの「上橋菜穂子の書籍ランキング」

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更新日: 2020/06/29

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ランキング結果

1精霊の守り人(小説)

精霊の守り人(小説)

引用元: Amazon

老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。

壮大なストーリーの始まりの話なので外せない

ここから話が動き出すので、これは外せないと思います。子どもだけじゃなく大人もハマるファンタジーはこれが一番ではないかと思います。これを読むとこの後登場人物がどんな成長をするのか、どんなたびに出るのかワクワクする一冊です。

2天と地の守り人(第1部)ロタ王国編

天と地の守り人(第1部)ロタ王国編

引用元: Amazon

大海原に身を投じたチャグム皇子を探して欲しい──密かな依頼を受けバルサはかすかな手がかりを追ってチャグムを探す困難な旅へ乗り出していく。刻一刻と迫るタルシュ帝国による侵略の波、ロタ王国の内側に潜む陰謀の影。そして、ゆるやかに巡り来る異界ナユグの春。懸命に探索を続けるバルサは、チャグムを見つけることが出来るのか……。大河物語最終章三部作、いよいよ開幕!

読む手が止まらない

物語の始まり「精霊の守り人」から物語は進んで行き、その間読者はバルサ、チャグムそれぞれの話を読み進めていくのだけど、実はお互いは5年間会ってないことに気づかされ、5年ぶりの再会にとても感動する。そして再会できたのも束の間、またお互いの為に別々の旅に出てどうゆう結末になるのか気になってどんどん読み進めてしまいます。

第三部は壮大なストーリーの最期の話なので外せません。成長したチャグムが戦争を回避するために奔走した結末が描かれていて、改めてチャグムの成長した姿を感じられて、感動します。三部作のラストにふさわしい結末が待っています。

本編で出てきた人の幼少期が分かる


祖国を戦争で占領されたヒュウゴが占領した側に家族を殺され、恨むはずの占領した側に味方し側近として活躍する謎が解け、ヒュウゴの心の変化が丁寧に描かれているのが好きです。また本編の主人公の一人であるバルサの15歳の頃を知る事ができて、改めて壮絶な人生だったと思い知らされた。

4闇の守り人(小説)

闇の守り人(小説)

引用元: Amazon

女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは――。バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。壮大なスケールで語られる魂の物語。読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。

過去に決着を付ける

バルサが自分の苦しい過去を乗り越え区切りをつけようとするところに、大人になった今だからこそ共感できて心に刺さる。きっとバルサもすべての元凶は自分だと思い込み、それのせいで自分は幸せになってはいけないと思っているのかなと、大人になって色々想像して楽しめる

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