上橋菜穂子の人気書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
児童文学作家として、ファンタジー小説を中心に執筆している上橋菜穂子。作品ごとに練られた独自の世界観が評判で、彼女の著書は大人からも愛されています。そこで今回、みんなの投票で決めたいのは『上橋菜穂子が手掛けた書籍』のおすすめ人気ランキングです。『守り人』と『獣の奏者』という人気シリーズのなかで上位になるのはどの作品でしょうか。2015年の本屋大賞を受賞した『鹿の王』も見逃せません。あなたの投票をお待ちしています!
最終更新日: 2024/03/30
ランキングの前に
ランキングの前に…1分でわかる「上橋菜穂子」
文化人類学の観点から数々のファンタジー作品を生み出す「上橋菜穂子」
1962年、東京都出身の「上橋菜穂子」。幼い頃から作家を目指し、1989年に『精霊の木』で児童文学作家としてデビュー。1991年、日本古代をテーマとしたファンタジー小説『月の森に、カミよ眠れ』では、独自性が高く評価され、ファンタジーの書き手として注目されました。その後、ハイ・ファンタジー作品『精霊の守り人』(1996年)や、漫画・アニメ化を果たした『獣の奏者』(2006‐2009年)、2015年本屋大賞に選出された『鹿の王』(2014年)など、児童文学の枠を超え、文化人類学者としても活躍する彼女独自の世界観で書き上げられた多数のファンタジー作品は幅広い世代から愛されています。
「上橋菜穂子」の受賞歴
1992年に『月の森に、カミよ眠れ』で第25回日本児童文学者協会新人賞を獲得したほか、2002年には『精霊の守り人』シリーズ全4巻が第25回巌谷小波文芸賞を獲得するなど、上橋菜穂子には多数の受賞歴があります。また2014年には、児童文学への永続的な寄与に対する表彰として贈られる国際的な賞である国際アンデルセン賞を受賞しました。
ユーザーのバッジについて
上橋菜穂子の作品を全作品読んだことがある。
上橋菜穂子の作品を15作品以上読んだことがある。
上橋菜穂子の作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
\男女別・年代別などのランキングも見てみよう/
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
繊細な情景描写と感情描写に惹き込まれる
昔から1番好きな物語です。主人公エリンの生き様が、とても力強く、細かくあらわされていて、ページをめくる手が止まりません。
王獣や闘蛇という、架空の生き物が存在する世界が、実際にあるかのように表現されていて、上橋菜穂子さんの世界観の精密さがあらわれていると思います。
エリン目線だけでなく、物語に関わる幾つもの面が、何人かの目線で分かれて書かれている部分もあり、物語として本当に素晴らしいです。
強く生きようと思う
この小説は、主人公が少女時代に母を亡くし1人で生きていくところから、責任を持って働く大人になるまでが描かれているが、読みながら何度も主人公の心に共鳴してしまった。悲しんだり、喜んだり、悩んだり、読み終わったときには自分もそれを経験したかのような何とも言えない充実感に包まれた小説だった。主人公のように強く生きたいと思えた。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
過去に決着を付ける
バルサが自分の苦しい過去を乗り越え区切りをつけようとするところに、大人になった今だからこそ共感できて心に刺さる。きっとバルサもすべての元凶は自分だと思い込み、それのせいで自分は幸せになってはいけないと思っているのかなと、大人になって色々想像して楽しめる
報告ジグロの運命
バルサの運命を過酷だと思っていましたが、ジグロの運命も過酷。親友の願いを受け入れて、全てを捨ててバルサを引き取り育ててきました。その間、自分の仲間である追手を殺し、バルサに一人で生きていくための術を教えます。ヒョウル(闇の守り人)として、バルサの前に現れたジグロ。バルサとジグロの過去と想いに触れることができます。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
医療に関わる話でありながら読めてしまう面白さと、親子の絆を考えさせられる話
鹿の王は、上橋菜穂子さんの最新作シリーズです。
医療に関わる物語であることから、知識がない分読みにくいところはないとは言えませんが、それでも読めてしまいます。それは、細かく設定された世界観と、この物語の中に同時に存在する親子の絆というテーマであると感じます。
血の繋がりはない二人が、一緒に暮らす中で生まれた絆で結ばれていることがわかる、最高のラストが待っているところがとても好きです。
悲しくも美しい世界
病、侵略、戦争、と人間が昔から避けることのできないこれらが苦しみとして描かれる一方で、人々との交流を通して助け合い、信頼し、他人が家族の一員となる優しい世界も描かれている。善と悪だけでは語りきれない世界の美しさを十分に感じることができる小説。
報告奥深い作品
『鹿の王 水底の橋』は、ある王朝の中で医療と人の命がテーマになっている作品です。
政治や経済、外交など様々な思惑が交差します。その中で、いろいろな医療問題が起こってきます。
現代の国々の問題と共通することが多いので、奥が深い作品だと思います。
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
読む手が止まらない
物語の始まり「精霊の守り人」から物語は進んで行き、その間読者はバルサ、チャグムそれぞれの話を読み進めていくのだけど、実はお互いは5年間会ってないことに気づかされ、5年ぶりの再会にとても感動する。そして再会できたのも束の間、またお互いの為に別々の旅に出てどうゆう結末になるのか気になってどんどん読み進めてしまいます。
第三部は壮大なストーリーの最期の話なので外せません。成長したチャグムが戦争を回避するために奔走した結末が描かれていて、改めてチャグムの成長した姿を感じられて、感動します。三部作のラストにふさわしい結末が待っています。
\ ログインしていなくても採点できます /
上橋菜穂子さんのデビュー作であり原点のように思われる作品
この本は、上橋菜穂子さんのデビュー作で、個人的に、守り人シリーズに繋がってくるのではないかと思っている作品です。
このデビュー作からも、上橋菜穂子さんの世界観の細かさは非常によくわかります。
また、単行本の表紙は、古い歴史のある本のような装丁で読んでいて楽しくなります。
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
かっこいい女用心棒とわがままな王子の成長が見られる
上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズの第1巻にあたる作品で、主人公の女用心棒・バルサが、ひょんなことからその国の王子・チャグムを守ることになるという話自体がとても面白いです。
バルサのぶっきらぼうで優しいところと、わがままなチャグムが次第に成長していく様子は、とても微笑ましく、あたたかい気持ちになります。
私たちが見えている世界とは別に、もう一つの世界があるという設定は、ファンタジーではありがちなのかもしれないが、そうとは思えない、美しい描写が魅力だと思います。
この1冊から、シリーズの最後まで繋がっていくので、とても大切な話だと思います。
なぎこさん
5位(70点)の評価
並行世界の交わり
本来接触するはずのない二つの並行世界のような関係性の世界が、呪術によって重なり本来受け取ることのない言葉を受け取るという不思議な世界観魅力です。
ファンタジーながらも現実世界のような言語も宗教も違う国を持っている本作だからこそ、本作に心を寄せて読むことができます。
ゆうやけさん
2位(85点)の評価
感動と興奮の嵐
ファンタジー小説でありつつ、実際の世界のような現実感と登場人物たちの人間臭さを胸いっぱい感じられる。子供の頃に読んでも面白かったが、大人になって読み返した時には昔はわからなかった登場人物たちの細かい心の動きや、この世界の美しさを感じることができ、一生楽しめる小説だと思う。
すじこさん
1位(100点)の評価