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コトブキ ツカサさんの「実話映画ランキング」

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更新日: 2021/04/05
コトブキ ツカサ

映画パーソナリティ

コトブキ ツカサ

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まえがき

実話を基にした劇映画は、説得力が増したり物語への没入感が深かったり観賞後に他人の人生について考えさせられたりしますが、今回は僕が大好きな実話を基にした感情が揺さぶられる作品を紹介します。

ランキング結果

1愛のむきだし

愛のむきだし

引用元: Amazon

制作年2008年
上映時間237分
監督園子温
メインキャスト西島隆弘(本田悠)、満島ひかり(尾沢洋子)、安藤サクラ(コイケ)、渡辺真起子(カオリ)、渡部篤郎(本田テツ)、尾上寛之(タカヒロ)、清水優(ユウジ)ほか
主題歌・挿入歌空洞です / ゆらゆら帝国
公式サイト-

心の声を叫び、人に想いを伝える!

敬虔なクリスチャン一家で育った主人公のユウは、神父である父に毎日懺悔させられる日々を送っていました。しかし彼は親からの愛情が欠如した生活の影響と癖もあり、毎日盗撮を繰り返していたのです。そんなユウはある日、ヨーコという少女に出会い一目で恋に落ちるのですが…。元々別々だった二つの物語を合わせているので本作は237分という長い作品になっていますが、僕は全く苦痛ではなくあっという間に時間が経過しました。個人的には公開された年のベスト1の邦画作品です。

2ジュディ 虹の彼方に(2019年)

ジュディ 虹の彼方に(2019年)

引用元: Amazon

制作年2019年
上映時間118分
監督ルパート・グールド
メインキャストレネー・ゼルウィガー(ジュディ・ガーランド)、ジェシー・バックリー(ロザリン・ワイルダー)、フィン・ウィットロック(ミッキー・ディーンズ)、ルーファス・シーウェル(シド・ラフト)、マイケル・ガンボン(バーナード・デルフォント)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttps://gaga.ne.jp/judy/

ショウビズの世界の光と影。

「オズの魔法使」「スタア誕生」などに出演してハリウッドで一躍スターとなったにもかかわらず、薬物依存などで栄光から転落してしまった歌手であり女優、ジュディ・ガーランドの人生を描いた伝記映画。劇中でジュディを演じたレネー・ゼルウィガーが歌う「オーバー・ザ・レインボー」が本当に素晴らしくて落涙したのですが、ちなみにレネーは全ての歌唱シーンを吹き替えなしで挑み批評家から絶賛され、アカデミー賞を筆頭に多くの映画賞で主演女優賞を獲得しました。

3ハスラーズ

ハスラーズ

引用元: Amazon

制作年2019年
上映時間110分
監督ローリーン・スカファリア
メインキャストジェニファー・ロペス(ラモーナ)、コンスタンス・ウー(デスティニー)、ジュリア・スタイルズ(エリザベス)、キキ・パーマー(メルセデス)、リリ・ラインハート(アナベル)、リゾ(リズ)、カーディ・B(ダイヤモンド)、メット・トーレイ(ジャスティス)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttp://hustlers-movie.jp/

サブプライムローン問題が招いた経済危機と沼にハマる女性達。

女性ポールダンサー達はウォール街で働くリッチなエリート達を騙して金をせしめていましたが、サブプライムローン危機が起こり状況は一変。金銭的に苦しくなった彼女達は危ない計画を遂行しようとするのですが…。タイトルのハスラーズとは詐欺師という意味。経済危機を起こしたウォール街のエリート達は前と変わらず裕福な生活をしているのに、庶民は苦しい生活を余儀なくされているという状況にストリッパーの女性達が怒って男を騙すという実話を基にした物語に、そこはかとない悲哀を感じました。

あとがき

今回紹介した三本の映画に共通するテーマは、人生のままならなさと不器用な生き方、そして他人に対する不満です。コップに注がれた半分の水を、まだ半分もあると思うか、もう半分しかないと思うかで人生は変わります。世の中の真理であり目標は愚直に生きながらも人生を楽しむということ。
是非今回紹介した実話を基にした三作品を体験してみてください。

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