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いい意味で裏切られる
低予算で作られたインディーズ作品であるダークハーバーは、インディーズの割に主演にアラン・リックマン、ポリー・ウォーカー、ノーマン・リーダスを起用するなど俳優が豪華な作品。登場人物が三人だけで進む話は、一言で纏めるならば愛憎絡むサスペンスなんだが、結末に驚く。観客が持つ「こんなふうに終わるだろう。」という期待をいい意味で裏切る。この裏切り方にノーマン・リーダスを起用した意味を見てしまう。この突如現れた色男が、アラン・リックマンとポリー・ウォーカーの夫婦にどう絡んで影響していくのか。惜しむらくはインディーズ作品なので個人輸入するしかないところだが、ノーマン・リーダスのファンならば一度は観てほしい映画だ。
3位ブレイド2
憎みきれないキャラクター
ウェズリー・スナイプス主演のヴァンパイア映画の第二弾であるこの作品の準主役がノーマン・リーダス演じるスカッドだ。日本でも人気の高いギレルモ・デル・トロ監督作品で、ブレイド1の流れを組む2だが、スカッドは2のみの出演になる。硬派なヴァンパイアハンターブレイドと、かつての相棒であり昔気質のウィスラー、そして軟派でチャラチャラしたスカッドの三人組はそれぞれ違った個性で見ていて飽きない。30代前半のノーマン・リーダスは若々しく、ちょっとちゃらい兄ちゃんを演じさせるとピカイチだろう。なぜ「憎みきれないキャラクター」と言ったのかは、ぜひとも映画本編を観てほしいと思う。
正統派アンチヒーロー
ニューヨークの下町でその日暮らしをしていた兄弟があるとき神の啓示を受け、法で裁けぬ世の中の悪人達を神の名のもとに裁いていくアンチヒーロー作品。とにかく、格好いいの一言に尽きる。神の啓示を受けた最初の裁きは見るからに初心者の処刑法でハラハラするが、作品が進むにつれて大胆かつスマートに処刑していく様が格好いい。ジャンルは違うが必殺仕事人シリーズをふと思い出してしまう。30代のノーマンはまだ若く、その可愛らしくも見える外見とバイオレンスなアクションの差が惹かれる。