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Twitterでシェアランキングの前に小倉優香さんへインタビュー!
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ランキング結果を発表する前に、女優・モデル・グラビアとマルチに活躍する「小倉優香」さんにインタビュー!実は読書通という小倉さんは、電子書籍で作品を読むことが多いそう。そんな小倉さんに最近の本事情を聞いてみました!
『孫子』や『君主論』で人間の心理を勉強!?
ーー小倉さんは本を読まれますか?
本を読むのは好きですね。人からおすすめされて読んでみることが多いです。あらすじを聞いて面白そうだなって思ったら、Kindleで買っちゃいます。
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引用元: Amazon
特に小説はこれまでにたくさん読んできたんですけど……。最近ハマった作品は、メイクさんに教えてもらった「ダン・ブラウン」のミステリー小説『オリジン』ですね。
ーーミステリーがお好きなんですね。
ミステリーは謎があって推理してと、退屈せずにスイスイ読めちゃうので、好きなジャンルです。とはいえ、読む本のジャンルにこだわりはないんですけどね。
ーーということは小説以外も読まれますか?
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引用元: Amazon
最近は中国の兵書『孫子』を読みました。人間の心理や組織に対する鋭い洞察が書かれているので、ビジネスにも役立つ本として、色々なところでおすすめされていますよね。
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引用元: Amazon
あと、「マキアヴェッリ」の書いた政治学の本『君主論』も読みましたよ!外交官として活躍しさまざまな君主と接してきたマキアヴェッリが、自身の考えるリーダーシップについての考えを記した本なんです。
君主は民に恩恵を少しずつ施すべきとか、ケチであるべきとか……。これも人間心理に深くまで切り込んでいる本ですね。
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ーーすごく難しそうな本を読まれてますね……。どういうきっかけで読もうと思ったんでしょうか?
友人や仕事で出会った方たちと本の話をしたときに、よく名前が出ていたからです。どちらも有名な作品なので、本好きとしては読んでおきたいなって思いました。
ーー本にも小倉さんにも失礼ですが……面白いですか?
正直、めちゃくちゃ面白いわけではないですね(笑)。古典なので難しい言葉が多くて、理解しにくい点もありますから。
ただ、現代の人間にも当てはまるような“普遍的な人間の心理”が書かれていて「なるほど……」と思うことがあるので、とても勉強になります。
ーーさまざまなジャンルの本を楽しむ小倉優香さんが選んだ「好きな小説ランキングTOP3」をどうぞ!
ランキング結果
2位ジキル博士とハイド氏
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引用元: Amazon
著者 | ロバート・ウィル・スティーヴンソン |
---|---|
ジャンル | 中編小説、怪奇小説 |
出版社 | 朝日出版社 |
発売日 | 1886年1月 |
メディアミックス | 映画「ハイド」(2005年 アメリカ)
テレビドラマ「ジキルとハイド」(1973年) ミュージカル「ジキル&ハイド」(1990年 アメリカ)ほか |
公式サイト | - |
色々な解釈があって面白い
『ジキル博士とハイド氏』は、二重人格を題材にした有名な小説です。読んだ当時は「人は天才すぎても失敗するってことを作者は伝えたかったのかな?」となんとなく感じた記憶があります。
ジキルとハイドの解釈について、読んだ人たちの色々な考えがあって面白いんです。私はほかの人の考察を見るのが好きなんですけど、見るたびに「こんな考え方があるんだ!」っていう発見や驚きがあります。
読書を好きになったきっかけ
小池真理子さんの『恋』も好きな小説です。この作品は昭和の大事件「あさま(浅間)山荘事件」の起こった1972年が舞台になっています。ただの恋愛に終わらない、複雑な人間関係を描いた内容に惹きつけられました。
初めて読んだのは私が中学生のとき。学校で毎朝10分間、本を読まないといけなくて。そのときに偶然選んだ本が『恋』でした。
もともと読書は好きじゃなかったんですけど、『恋』を知ってからは本を読むことが好きになりましたね。
4月30日(木) には、小倉優香さんの 「好きな映画監督ランキング」 を公開予定!お気に入りの映画監督を見つけると片っ端から作品を視聴するという小倉さん。実際に会った大好きな映画監督から、注目しているという映画監督まで、コメントをいただいています! 「みんなのランキング公式Twitter」 をフォローして公開のお知らせをお待ちください!
⇒小倉優香さんの全ランキングが一覧で見られるマイページはこちらをクリック!
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面白すぎてどんどん読み進めてしまった
「カズオ・イシグロ」の『日の名残り』は、かつてイギリスの貴族に仕えた執事「スティーブンス」が主人公のお話。新しい主人に勧められて、思い出の地へ旅に出たスティーブンスが、さまざまな出来事を振り返る回顧録です。
人から頂いた本だったので、どういう内容か知らないまま読み始めたんです。気付いたら執事としての職務を全うした彼の半生にのめり込んでいて、ページをめくる手が止まりませんでした!