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1位風の歌を聴け(小説)
引用元: Amazon
『風の歌を聴け』 (かぜのうたをきけ) は、村上春樹の1作目の長編小説。 タイトルは、トルーマン・カポーティの短編小説 "Shut a Final Door" (「最後のドアを閉じろ」)の最後の一行「Think of nothing things, think of wind」から取られた。
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『風の歌を聴け』 (かぜのうたをきけ) は、村上春樹の1作目の長編小説。 タイトルは、トルーマン・カポーティの短編小説 "Shut a Final Door" (「最後のドアを閉じろ」)の最後の一行「Think of nothing things, think of wind」から取られた。
胸が痛い
青春の物語。
とてもとても綺麗な話。
ドライでクールでちょっと鼻につく主人公。
と思いながら読んでいたが、胸の中で血を流してることに気づいてから、読みながらもう苦しくて苦しくて。
そんなとこで生きてる人、に向き合うことができる主人公。
私が人生で避けてきた場所と人に向き合い、愛与えることができる主人公、ドロドロのヒューマニズムにすっかりやられました。
おしゃれな題名、文体、そしてシチュエーションに対して、真逆の泥臭い人間の心を描いている村上春樹作品の温かさを思い知った作品です。