【人気投票 1~21位】村上春樹の書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
日本の作家の中でノーベル文学賞の最有力候補と見なされているほど人気の"村上春樹"。そこで今回は村上春樹の人気書籍ランキングをみんなの投票で決定!村上春樹ブームのキッカケとなった作品で、1000万部以上売り上げたベストセラー「ノルウェイの森」や、全3冊におよぶ長編小説「1Q84」、初めての書き下ろし長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」など、人気作品は何位にランクインしているのか!?あなたがおすすめする作品も教えてください!
最終更新日: 2024/08/14
注目のユーザー
ランキングの前に
1分でわかる「村上春樹」
ノーベル賞に一番近い小説家「村上春樹」
村上春樹は京都府京都市出身の小説家・文学翻訳家。毎年、ノーベル賞の最有力候補として話題になることでも知られてます。代表作としては1987年発表の「ノルウェイの森」が1000万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起きました。彼の作品は海外でも高く評価されています。
「村上春樹」の受賞歴
1979年にデビュー作である「風の歌を聴け」で『群像新人文学賞』を獲得し、2006年にはカフカの作品のように芸術的に優れた文学作品が選ばれる『フランツ・カフカ賞』をアジア圏で初めて受賞しました。そして、2009年に出版した長編小説「1Q84」では『毎日出版文化賞』を受賞し、スペイン政府からも『スペイン芸術文学勲章』が授与されました。それ以外にも数々の賞を獲得している、日本が世界に誇る小説家の一人です。
ユーザーのバッジについて
村上春樹の作品を全作品読んだことがある。
村上春樹の作品を15作品以上読んだことがある。
村上春樹の作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
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ランキング結果
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若々しい感性で書かれた村上春樹の原点
村上春樹が20代の頃に書いたこの作品は、若々しくみずみずしい感性に彩られた作品になっています。鼠と「僕」の距離間やノスタルジックな雰囲気は、他のどの作品にもなく、この作品でしか味わえません。個人的に何度も読み返すほど好きな作品であるため1位に選びました。
報告村上春樹…すごい
「風の歌を聴け」は村上春樹のデビュー作品なのですが、デビュー作とは思えないほど、ストーリーが面白く、どうやったら初めにこんな作品を書けるんだと感嘆しました。村上春樹の作品が好きなら絶対に読むべき1冊です。
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父親殺しを描き、母を求める
主人公の両親が描かれることの少ない、父性と母性の影響力が少ない作品の中で、そこに真っ向から立ち向かっている感じなのに、難しくて歯が立たない。
だからこの扉をまた知りたくてノックしてしまう感じ。
14歳の息子に読後、感想を求めたら「エロ小説だった」と一言・・・。それでもいいと思う。
1番小説らしい
村上春樹さんの小説にしては珍しく主人公の成長が見どころの小説です。
初めから終わりまで純粋なワクワク感が楽しめたので良かったです。
また、ラストがとても好きです。世界観やストーリーの一貫性を最後まで崩さないところが面白かったです。
最終的に異世界と元の世界どちらもいいところだなと感じました。
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村上春樹さん一番の話題作。
圧倒的に読んでいる方が多い為読書会でも話題になりやすく
これ程賛否の多い本を今まで見たことがありません。
ただ「村上春樹さんの作品をほとんど読んでいる。」
という方がこの本を1番オススメしていることが多いと感じます。
村上春樹氏が「恋愛小説」と言い切った作品はこれだけ
「恋愛小説」と作者は言い切りますが、村上作品の根底には「喪失」が重低音として流れています。
恋愛においての喪失、死、失われゆくもの、実際に失われたもの、興味深いテーマです。
私個人、大学の卒業論文のテーマに選んだ作品で、色々な意味で「青春」が詰まった作品だと思います。
純愛に見えて、歪な恋愛小説
精神を病んでしまったヒロイン。彼女を一途に思い続ける主人公。
それらの事情を知りながらも、主人公を思い続けるもう1人のヒロイン。
というピュアな関係に見せかけて、実は主人公は自分の痛みをもう1人のヒロインに押し付けています。
心底ではずるくドロドロした人間関係が、まさに村上ワールドです。
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20代男性が多く紹介しておりました。
読書会で何度か紹介されているのを聞いてきましたが
紹介者のほとんどが20代男性。
20代男性で村上春樹を初めて読むなら
この一冊からスタートするのもいいかもしれません。
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謎だらけ
とにかく謎だらけ。何度読んでも謎が出てきます。
登場人物も非常に多く、この人たちも謎めいています。暴力的な表現も多く、全体的に何となく ヌメッ とした印象を受けます。解決しない顛末にもかかわらず、深く洞察してしまう作品。
要所要所で登場するねじまき鳥の鳴き声が、印象的です。
戦争をどう描くか
村上氏が戦争をどのように物語として切り取るのか。
資料として、歴史として、スクリーンを眺めるように私たちは教科書越しに知るばかりの「戦争」。
自分の人生と「戦争」が肉薄したとき、自分ならどう知るのだろうか。
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お洒落な物語
村上春樹の小説の中で、最も丁度いい長さだと思います。長さというワードは、普通は対して重要ではないと思いますが、村上春樹に関しては小説の長尺・短尺がかなり注視されるべき事柄だと思います。こんな批判はしたくないのですが、後期作品群である「1Q84」や「騎士団長殺し」などは長い割に内容が薄く、かなり密度が低くなってしまい、結果的に何が言いたいのか分からなくなってしまっているように感じます。しかし、この小説は「モンタージュよりもストーリーテリングの見地から物語に勢いと強い完全性を与えた」と本人が述べているように、この小説以前の超短編の詰め合わ[続きを読む]
報告鼠の結末にほろりときました
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」に続く、鼠三部作の最終巻です。
最後まで社会に溶け込むことができなかった鼠。
村上作品では、そういう人物のたどる結末は決まっています。
死んでしまったときは「やっぱりそうなるか……」と思いながらも切なさで胸がいっぱいになりました。
村上春樹好きほど鼠に感情移入するそうです。
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私個人的に村上春樹作品をオススメするならこの一冊。
「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」
という2つの異なる世界で起きる物語が交互に進んでいく物語。
2つの世界の関わりの収束の仕方が秀逸に感じます。
春樹の言いたいことはこの本を読めば分かる
春樹の本はよく難しいと言われがちだけど、この本は全く難しくない。むしろ春樹ワールドの具現だと思う。
春樹の本は人間の精神について深く考えさせる内容が多いけれど、これほどまで完璧に作り込まれている作品はなかなか無いでしょう。春樹自身はこの本に納得がいっていないみたいですが、私からしたらこんな素晴らしい本を書けたことって凄いことなんじゃないかなと思います。
「街とその不確かな壁」も読みましたが、ハードボイルドを読んだことのある方なら、ハードボイルドのおまけ的な感覚だったんじゃないかなと。
それだけこの「世界の終わりとハードボイルド・ワンダ[続きを読む]
改めて村上春樹という作家のとてつもない才能を感じた本
ディストピア世界を描いたら、G.オーウェルの『一九八四』以上のものはないと思っていますが、この作品は想像を絶する精細な描写と構造的な複雑さを描き分けていて圧巻でした!
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入り口には出口がなければならないのだから。
「物事には必ず入口と出口がなくてはならない」
ハルキの失われたものへの鎮魂というモチーフが、はっきりと打ち出された作品。
ある日、出現した双子は、「僕」に鎮魂の仕方を教え、そして去っていく。
「僕」が得たものは、決定的に失われたものとの関係を正しく結び直すことだった。
それは、常に既に迷いこんでしまった物語の出口を探す行為でもある。
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村上春樹のホラーは怖い
表題の「レキシントンの幽霊」を含め、7つの作品を収録した短編集です。
「七番目の男」もホラーテイストな作品ですが、ほんのり風味の「レキシントンの幽霊」に比べて普通に怖いお話です。
波に呑まれながら恐ろしい形相でにやりと笑う少年、想像するだけでぞっとします。
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読書とランニングは遠からず
読書とランニングは一見遠いように見えますが
本好きでランナーは意外と多いです。
しっかり自身の体調管理ができている人が多いのでしょう。
そんな本好き×ランナーが読むと面白い一冊です。
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19位グレート・ギャツビー 村上春樹翻訳ライブラリー
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海外小説のスタートに
個人的には村上春樹さんに特に思い入れがあるわけではないですが
独自で海外小説を調べていて次に読む本を探していると
「本当の戦争の話をしよう」「結婚式のメンバー」「心臓を貫かれて」など
村上春樹さんが翻訳している本であることが多いです。
「キャッチャーインザライ」や「ティファニーで朝食を」
と超有名海外小説も訳されていますので
海外小説の入りとしては良いかもしれません。
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すごいとしか言いようがない
この小説で初めて村上春樹さんの小説を読んだのですが、こんなものを書ける人がいるのかと驚きしかなかったです。
特別難しい言葉が出てくるわけでもないので文章としては読みやすいのですが、物語の全貌を理解するのにかなり時間がかかりました。
でもそれを理解するために何回も読んでしまうぐらい面白かったです。
1巻と2巻での伏線めいたものを3巻で回収していくのも、何回も読む要素につながりました。
ナハマジャさん
1位(100点)の評価
2つのストーリーの奇妙な並行進行で飽きない
男性、女性それぞれのストーリーが交互に書かれている。
男性だけ読んでると共感が足りない。けど、女性だけだと新鮮な情報がない。両方一緒なら12冊もさらっと読める。
ちなみに、私の好きな人がこれ読んでたので、話を合わせたくて読み始めたら、私のほうが先に読み終えちゃうという逸話付き。
すずめさん
2位(85点)の評価
読みやすい村上ワールド
比喩表現やモノローグばかりだったそれまでの作品に比べ、明らかに大衆を意識してわかりやすく書いています。
しかし、いつの間にかファンタジーに迷い込んでいる展開、血生臭さも感じる村上ワールドは健在です。
主人公とヒロインの物語は別々で進行していきますが、最接近するシーンではドキドキしました。
はなのまいさん
5位(70点)の評価