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1位豊饒の海 第四巻 天人五衰
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引用元: Amazon
執筆期間は1970年(昭和45年)5月から同年11月まで。三島は最終巻の取材のため、1970年(昭和45年)5月に清水港、駿河湾を訪れ、5月末頃に題名を〈天人五衰〉に決めた。
2位金閣寺(小説)
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『金閣寺』(きんかくじ)は、三島由紀夫の長編小説。三島の最も成功した代表作というだけでなく、近代日本文学を代表する傑作の一つと見なされ、海外でも評価が高い作品である。 1956年(昭和31年)、文芸雑誌『新潮』1月号から10月号に連載された。単行本は同年10月30日に新潮社より刊行され、15万部のベストセラーとなった。文庫版は新潮文庫で刊行され、累計売上330万部を超えているロングセラー小説でもある。
狂おしい自我と美への執着
「豊饒の海」四部作を一纏めに1位として、2位がこちら。
ですが、本作は内容といい、金閣のことを「時間の海を渡ってきた船」と表す言葉・文章の美しさと言い、1位と並んだり入れ替わることもしばしばです。
20代の頃はこちらが1位だったし、何度か京都を旅した時は、荷物の中に文庫本を必ず入れていました。
三島も読書も好きじゃなくても読みやすい
全文が手紙の形式を成していて、読書嫌いな人でも気軽に三島作品が読める。
形式だけでなく、私たちに近い一般の男女の日常が、軽妙なユーモアに溢れた親しみやすい文章で書かれ、クスクス笑って読めます。
レター教室という題名だけど、手紙の書き方の見本としては、ちょっとどうかな?
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「豊饒の海」四部作の大団円
以前何かで見た四部作の人気ランキングは上から1、2、4、3部目の順だったように記憶しています。
が、私は最後の「天人五衰」を読んだ時の、興奮とも茫然自失とも言える状態が忘れられず、本作が自分の1位となりました。
しばらく毎日、4人目が本物か偽物かを考えていました。
あんなに心が支配され、とりつかれたようになった読書体験は、非常に稀でした。