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2位ナラタージュ(小説)
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引用元: Amazon
『ナラタージュ』は、島本理生の恋愛小説。島本にとって初めて文芸誌などでの発表を介さない書き下ろしの作品発表(単行本発行)であった。 2005年2月28日に単行本が発行されると、「この恋愛小説がすごい! 2006年版」(宝島社)第1位「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」で第1位、2006年の本屋大賞で第6位に選出されるなど注目を集めた。
大学生のリアルな恋愛。リアルな感情。
こんな恋愛、しないよ。と言ってしまいそうな相手や出来事のようで、描かれている感情はとてもリアルです。リアルすぎて精神消耗するほど。疲れたときに何故か読みたくなります。ただし、読むとさらに疲れます。泣かせてくれる小説。
救いが、あるのかもしれない。と思わせてくれる。
島本理生の作品は、読む人の心を揺らしまくって消耗させて最後に浮かび上がらせてくれる。生まれる森は重いテーマを軽やかに読ませてくれます。作品全体に温かい救いの雰囲気がある、島本理生には珍しい作品だと思います。
重い。とにかく重い!
島本理生の中でもいちばん重いかもしれない。上下巻ですが、読んでる間に何度も「死にたい」という主人公の感情に引きづられます。死ぬほど泣いて、現実に帰るまでに時間がかかる。連休前じゃないと読めないけれど、自分の重い心を登場人物たちが替わりに昇華してくれる。
独特の雰囲気。夏の湿っぽい夜に。
物語の前半は、鎌倉を舞台にしています。わかりやすい観光地は出てきませんが「どっか行きたい、ひとりになりたい、けど誰かといたい」欲を少し癒してくれます。本当は何が原因で何があったのかを見せてくれるところは、ファーストラヴに似ているかも。
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ミステリでも恋愛小説でもない、人間ドラマ!
登場人物たち全員の過去や、トラウマ、感情が複雑に絡み合って、ひとつの事件を追っていきます。本当は何があったのか、本当の理由は?原因は?最後の最後まで気が休まらない(褒めてます)!!直木賞受賞に完全に納得しました。