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龍山ゆうさんの「芥川龍之介おすすめ作品」

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更新日: 2020/06/29

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ランキング結果

1羅生門(小説)

羅生門(小説)

引用元: Amazon

『羅生門』(らしょうもん)は、芥川龍之介の小説。『今昔物語集』の本朝世俗部巻二十九「羅城門登上層見死人盗人語第十八」を基に、巻三十一「太刀帯陣売魚姫語第三十一」の内容を一部に交える形で書かれたものである。生きるための悪という人間のエゴイズムを克明に描き出した。

極限状態での人間の本質

人間が極限状態の中で利己心=エゴイズムというものがいかにして表面にあらわれるか、人間の本質というものが伝わった。善と悪というのは状況や立場によって考え方が変わってしまうことがわかり、強い衝撃を受けた

2杜子春

杜子春

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『杜子春』(とししゅん)は、1920年(大正9年)に雑誌『赤い鳥』にて発表された芥川龍之介の短編小説。 李復言編の『続玄怪録(中国語版)』及び 牛僧孺編の『玄怪録(中国語版)』双方に収録されたとされる伝奇小説『杜子春(中国語版)』を童話化したものである。芥川龍之介は、1927年2月3日付河西信三宛書簡 に「唐の小説杜子春傳の主人公を用ひをり候へども、話は 2/3 以上創作に有之候」と書いており、また彼の蔵書に鄭還古 撰『杜子春傳』があったらしい。

最後の「試験」

杜子春は、喜、怒、哀、懼、悪の6つの試験には負けなかったが、最後の「愛」の試験結果落第し、「人間らしい、正直な暮らし」を決意した。この作品では、「平凡」と「愛情」のありがたみがひしひしと感じられた。とても深い内容だった。

3魔術

魔術

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『魔術』(まじゅつ)は、芥川龍之介の短編小説。他の芥川作品とも共通する、人間のエゴイズムが描かれた作品である。

人間の欲

自分は欲がない、と思っていても心の中には潜んでいるはずである。人間、「〜なりたい」、「〜が欲しい」などと思うのが当たり前だが、それが自己中心的なものや周りに迷惑をかける内容であってはいけないということがよく分かった。「欲」について深く追求する物語なのでおすすめ。

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