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芥川龍之介の人気書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?

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世代を超えて今なお愛され続ける、芥川龍之介は大正時代を代表する小説家の一人。純文学の優秀な新人作家に授与される”芥川賞”として名称が使われるほど。今回みんな投票で決めるのは「芥川龍之介の書籍人気ランキング」。国語の教科書に掲載され多くの人に親しまれている『羅生門』や天狗のような長い鼻を持つことで回りからからかわれる僧を描いた『鼻』など、代表作は何位にランクイン!?あなたがおすすめしたい芥川龍之介作品に投票してください。

最終更新日: 2020/09/03

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1分でわかる「芥川龍之介」

日本が誇る文豪・芥川龍之介

日本を代表する文豪のひとり芥川龍之介は1892年に誕生。1927年に35歳の若さで自殺するまで、『羅生門』(1915年)や『鼻』(1916年)など古典を題材にしたものから、『蜘蛛の糸』(1918年)をはじめをする児童向け書籍まで幅広い著書を残しています。『河童』や『トロッコ』(1922年)も有名。彼の作品は国語の教科書で用いられることも多く、国内で屈指の知名度を誇っています。

純文学の新人に与えられる「芥川賞」も有名

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芥川龍之介おすすめ作品

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  1. 1位羅生門(小説)
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  2. 2位蜘蛛の糸
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  3. 3位河童(小説)
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  4. 4位杜子春
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  5. 5位歯車
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  7. 7位藪の中(小説)
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  8. 8位蜜柑
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  9. 9位トロッコ(小説)
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  10. 10位女体
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  11. 11位地獄変(小説)
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  12. 12位或阿呆の一生
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  13. 13位富嶽百景
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  14. 14位芋粥
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  15. 15位軍艦金剛航海記
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  16. 16位魔術
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TOP5集計グラフ

合計ポイント差

  1. 1位羅生門(小説)

  2. 2位蜘蛛の糸

  3. 3位河童(小説)

  4. 4位杜子春

  5. 5位歯車

ポイント男女比

  1. 1位羅生門(小説)

  2. 2位蜘蛛の糸

  3. 3位河童(小説)

  4. 4位杜子春

  5. 5位歯車

男性女性

ランキングの詳細・コメント

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1羅生門(小説)

羅生門(小説)

引用元: Amazon

『羅生門』(らしょうもん)は、芥川龍之介の小説。『今昔物語集』の本朝世俗部巻二十九「羅城門登上層見死人盗人語第十八」を基に、巻三十一「太刀帯陣売魚姫語第三十一」の内容を一部に交える形で書かれたものである。生きるための悪という人間のエゴ...

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人間のすべて

人間の全てを短い文章の中で描いた作品であるなと感じる。どんな人間がダメなのか、何が汚い人間なのか。個々に価値観が違う。普通とは何なのか?普通とは誰が決めたのか。後ろめたい人間でおれはダメなやつと思っていても、目の前でそれ以上にダメなことをしている人間がいたら人は優越感に浸れるのだろうか?極限状態の中にあって人間の本質が見れる作品です。

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猟奇的だが現実的な話

死んだ女の髪を取ってかつらにしている老婆、干した蛇を魚の干物だと言って売っていた女、それを嬉々として買っていた貴族が出てきます。これだけ聞くと猟奇的ですが、生き残るため、という考え方と当時の社会的風潮を考えれば、現実的な選択だと妙に納得してしまうからです。

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国語の教科書に採用された芥川作品。

芥川龍之介の文句なしの代表作です。
教科書にも載っていたため、知らない人はいないでしょう。
「二キビは思春期の象徴」と授業で習い、衝撃を受けた学生も多いと聞きます。
下人の最後の行動は賛否両論。考えさせられる作品です。

代表作

芥川龍之介といえば1番有名な作品、羅生門。その内容は実に哲学的で、主人公の心情の動き方、動機に注目して読んでいくと細部までこだわっている文章の選び方やシチュエーションに気づくと思います。何度読んでも違く見えてくる素晴らしい小説だと思います。

人は何をしてもいいの?

この作品も生きるとはどういうことなのかを考えさせられる作品です。
自分が生きていくならば、人を騙してもよいのか?人から「引きはがし」をしてもよいのか? 野垂れ死にを避けるための悪行は許されるのか? 人はどうあるべきなのかを考えさせられました。

極限状態での人間の本質

人間が極限状態の中で利己心=エゴイズムというものがいかにして表面にあらわれるか、人間の本質というものが伝わった。善と悪というのは状況や立場によって考え方が変わってしまうことがわかり、強い衝撃を受けた

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2蜘蛛の糸

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人の業をテーマにしたユーモアな作品

突如目の前に現れた極楽浄土へ続く一本の救いの糸に望みを託し、ひたすら登り続ける男が主人公の作品。切羽詰まった状況で「あいつらが登ってきたら糸が切れてしまい、自分も助からないかもしれない」と男が感じるのは人の業。無慈悲なのはお釈迦様の方ではないのかと、人の立場としては突っ込みたくなるユーモアある短編です。

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善と悪について考えさせられる作品

1918年に書かれた作品で、ポール・ケーラスの因果の子車をベースに書かれた短編小説です。あらすじとしては、地獄に落ちたカンダダという男が、かつて蜘蛛を助けたことがあるという理由で、お釈迦様が蜘蛛の糸を垂らして助けてやろうとします。カンダダは糸を上り天国に行こうとしますが、他の罪人がぶら下がり始め…、という内容です。人の欲深い部分を浮き彫りにするこの作品は、善とは何か、悪とは何かを問いかける重い作品です。短編ながら、内容の濃い作品です。

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知らない人はいないブラックなストーリー。

これも芥川龍之介の代表作です。
あまりにも有名なのでパロディも多い作品です。
作者は知らなくても、「蜘蛛の糸」と聞けばストーリーが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
実は児童文学として書かれているという衝撃。トラウマ必至です。

人類の教訓

蜘蛛の糸で描かれるのはまさに人類そのものです。比喩されていることを意識しながら読むと、キリスト教でいう聖書、人生の教科書となると思います。自分のことばかり考えて行動する利己主義はときに自らを破滅に追いやってしまうことをわかりやすく、子供でも読めるような形にしてあり、おすすめです。

何故か美術

小学生のとき、何故か美術(図工)の時間に「蜘蛛の糸」を読んで、頭に浮かぶ情景を描くように指示がありました。そのときに、作中の「助けた蜘蛛が出した糸をよじ登って地獄から脱出しようとしている途中で糸が切れてしまい地獄に真っ逆さまに落ちていく」という場面を描いたことを鮮明に覚えています。

仏もまた人間

ラストでほかの者を追い散らそうとしたカンダタはまた地獄に落ちてしまいます。しかしそれを決断したのは仏様です。一度は悪人の中に残る小さな可能性に賭けたのに、これまた小さな過ちのためにその可能性を斬り捨てるなど、仏様もまた感情のままに生きる人間くさい存在なのだと感じたからです。

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3河童(小説)

河童(小説)

引用元: Amazon

『河童』(かっぱ)は、芥川龍之介が1927年(昭和2年)に総合雑誌『改造』誌上に発表した小説である。 当時の日本社会、あるいは人間社会を痛烈に風刺、批判した小説であり、同じ年の芥川の自殺の動機を考える上でも重要な作品の一つであるとい...

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芥川龍之介最後の作品

人間社会に対する屈折した見方を感じるが河童にすることで
少しユーモラスな世界観になる。
皮肉や嫌悪を感じる一冊

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人間社会を河童の目線で批判させる痛快な作品

一見、ファンタジーのような河童の世界を使い人間社会の不条理さ身勝手さ等を痛烈に風刺する作品。特に痛快に感じるのは河童の出産シーンです。産まれる前の胎児である河童が「自分の父親が精神病だから産まれることを辞める」と話す描写です。子供の頃に初めて読んだときに、人間にはこの選択肢がないのだな。何故ないのだろうと、考えさせられた最も印象に残った作品です。

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愉快な河童たちの物語と思いきや……。

可愛い河童たちによる、少し社会風刺のきいたストーリー。
河童たちの名前も個性的で、暗めの芥川作品の中ではオアシスのような読みやすさ。
……かと思いきや、精神病者の独白という、現実なのか妄想なのかわからなくなる結末です。
精神病者の口から語られた物語として読み直すと、ゾクッときます。

正気と狂気は紙一重

この小説の中では河童はまだ母親の腹の中にいる時に、この世に生まれてくるか・こないか自分で選ぶ自由がある。
そう考えるとそんな選択肢など与えられず、何がなんだか訳が分からないまま勝手にこの世に放り出され、そうして放り出された者たちだけで形成されている人間社会がやたら異様に思えてくる。

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4杜子春

杜子春

引用元: Amazon

『杜子春』(とししゅん)は、1920年(大正9年)に雑誌『赤い鳥』にて発表された芥川龍之介の短編小説。 李復言編の『続玄怪録(中国語版)』及び 牛僧孺編の『玄怪録(中国語版)』双方に収録されたとされる伝奇小説『杜子春(中国語版)』を童...

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リアリティー

作り話なのに表現に妙にリアリティーがあります。本作は幼いころに寝る前に母から読み聞かされて知りました。男が仙人になるための修行をする中、老いた両親が跪かされて、のくだりは聞いているだけで身震いするほど恐ろしく感じ、いまも記憶に残っています。

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幸せとはなにか?

子供の頃に読んだときは、杜子春に何度も黄金を与えることができる鉄冠子という仙人はすごい、自分もそのような力があればなと考えていました。
ですが今読み返してみると、本当の幸せとは何か?財があれば幸せなんだろうか?と考えさせられる作品です。

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最後の「試験」

杜子春は、喜、怒、哀、懼、悪の6つの試験には負けなかったが、最後の「愛」の試験結果落第し、「人間らしい、正直な暮らし」を決意した。この作品では、「平凡」と「愛情」のありがたみがひしひしと感じられた。とても深い内容だった。

お金と修行

大事なのはお金があるから偉いのでもなんでもない、それをどう使うか、そしてどう人に奉仕していくか、人の気持ちは自分自身で決まる。それを教えてくれる小説である。

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5歯車

歯車

引用元: Amazon

『歯車』(はぐるま)は、芥川龍之介の小説。芥川は1927年(昭和2年)服毒自殺を図るが、生前に第一章が雑誌「大調和」に発表され、残りは遺稿として発見された。『河童』、『或阿呆の一生』、『西方の人』と並ぶ晩年の代表作で、遺稿中では唯一の...

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病んでいる芥川の内面が、赤裸々に描かれた作品

この作品には、ストーリーらしいストーリーはありません。しかし、主人公が見る不気味な幻想や、それにおびえる主人公の内面を巧みに描き、読者に焦燥感を抱かせることに成功しています。あの、川端康成も「すべての作品に比べて断然いい」と絶賛しました。全体的に、暗い死のイメージが作品全体を支配していますが、実際にこの作品を書き上げた三か月後に芥川は自殺しています。また、生前芥川は片頭痛に悩まされていたそうですが、片頭痛に悩まされる人はよく歯車の幻想を見るそうです。この作品はまさに、芥川が命をかけて伝えたかった、内面の苦しみそのものではないでしょうか。

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晩年の芥川龍之介が見ていた世界。

芥川龍之介自身の体験をモチーフとしていると言われています。
しかし「暗い私小説」のような作品が流行った時代でもあるので、本当のところは不明です。
作中のような幻覚が現れていたら、確かに生きていくのは大変だと思います。
自殺後の遺稿で、芥川龍之介の最高傑作とも言われています。

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作者がどのように病んでいったかがわかる!

芥川龍之介が自殺する前に書き終えた作品です。本人の苦労や葛藤がこの作品に詰まっています。全体的に話の内容は暗いので、読んでいて疲れら人もいると思いますが、面白いです。個人的に芥川龍之介の色の描写は綺麗だなと思いました。

目蓋の裏に歯車が浮かんでくる

これは芥川の中でも難解に感じる作品。端的に言うと、目蓋の裏に歯車が浮かぶようになり、心身ともに疲弊してしまうストーリーなのだが、読んでいてあまりにも疲れる小説なので、こちらも歯車が見えるようになってしまいそうなほど影響を与える力がある作品。

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6

鼻

引用元: Amazon

「鼻」(はな)は、芥川龍之介による初期の短編小説(掌編小説)。1916年に『新思潮』の創刊号で発表された。『今昔物語』の「池尾禅珍内供鼻語」および『宇治拾遺物語』の「鼻長き僧の事」を題材としている。 「人の幸福をねたみ、不幸を笑う」...

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人間は複雑

鼻の一節である
”人間の心には互いに矛盾した二つの感情がある。
勿論、誰でも他人の不幸に同情しない者はない。
ところがその人がその不幸をどうにかして
切りぬけることができるとなんとなく物足りないような心もちがする。
少し誇張して云えばもう一度その人を、同じ不幸に陥れて見たいような気にさえなる。”

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ああコンプレックス

永遠の美女オードリー・ヘプバーンはエラが張っていることがコンプレックスだったらしい。
当時世界一の美少年と呼ばれたビョルン・アンドレセンは自分の顔を馬面だと思っていた。
つくづく容姿と幸福の関係というものは主観がすべてだと思う。客観だの相対だのを持ち出してくるやつはその時点で問答無用に負けなのだ。

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くだらなくて面白い

人はないものねだりをするものなんだなと思う作品です。しかし、それを鼻の大きさにコンプレックスをもち、鼻を茹でてみて小さくするというありえなさが面白いです。現代に例えると、整形しても満足できない女の子みたいでなんだか考えさせられます。

読書感想文の定番

学生の時に読書感想文で選んだ人も多いと思う。いま思うと読みやすいストーリーなので純文学の入り口にぴったりだし、読書感想文の選書に上がるのも頷ける。長い鼻における気の毒な描写もどこかお茶目に表現している点がよい。

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7藪の中(小説)

藪の中(小説)

引用元: Amazon

「藪の中」(やぶのなか)は、芥川龍之介の短編小説。初出は「新潮」1月号(1922年)、初刊は「将軍」(1922年)。複数の視点から同一の事象を描く内的多元焦点化(ジュネット)の手法がとられ、殺人と強姦という事件をめぐって4人の目撃者と...

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違う視点で見ることで真相は藪の中

解釈が読むたびに異なるミステリーのお手本みたいな作品。
どれも辻褄が合っているようで決定的に違う。
それぞれが自分に都合の良い嘘を混ぜているせいで真相はわからない。
真実は藪の中。

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真相が未だ分からない、映画化もされた作品。

黒澤明氏によって、映画化も果たした傑作です。今昔物語の「具妻行丹波国男 於大江山被縛語」をベースにアレンジを加えた作品で、多元焦点化(一つの物事を多くの視点から描く)という手法で書かれています。ストーリーとしては、とある殺人事件を解決するために7人の証言を書いていく、というもので作中で真相が書かれることがありません。この、真相をめぐって様々な研究者たちが論文を発表していますが、未だに真相は解明されていません。なぜなら7つの証言を見ていくと、必ずどこかで矛盾が生じます。なので、誰かが嘘をついているという仮定の下検証していくので、解釈は様々出てきます。

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証言が増えるほど事件の輪郭が見えなくなってくるミステリー。

同じ1つの事件なのに、証言する人が増えるほど混乱してくるお話です。
黒澤明監督の映画では、さらに証言がややこしくなっています。
犯人は誰なのか?実はいまだに学者たちにも解明できていません。
「真相は藪の中」の元ネタになったお話です。

歴史に残るミステリー小説

真相は藪の中、という語源にまだなったそうな有名な小説です。事件の証人となる人々には矛盾があり、正解がないところが好きです。証人一人一人の言動や、文章の選び方に注目して、まるで自分が探偵になったかのような気分を味わえるところが刺激的です。

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8蜜柑

蜜柑

引用元: Amazon

「蜜柑」(みかん)は、大正8年(1919年)5月に芥川龍之介によって『新潮』に発表された短編小説(掌編小説)である。 発表当時は「私の出遇つた事」という作品名だったが、後に「蜜柑」「沼地」と改題された。

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主人公の感情の変化が鮮やか

「蜜柑」は電車に乗っている男が主人公で、その車内に芋くさい女が乗り合わせるところから始まるのだが、ストーリーが進行するにつれて、女の印象に対する男の感情ががらっと変化していく様が読んでいて清々しい気持ちになる。また、タイトルの「蜜柑」の使われ方が効果的で小説に彩りを与えるところが良い。

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ささやかな体温

どんなに目の前が暗くて汚くてじめじめしていると思って絶望したくなっても、世界はこの蜜柑を差し出したこ汚い少女のような美しさも常に隠し持っている。
その体温を放つささやかな光の積み重ねによって人は今日も生きている。

9トロッコ(小説)

トロッコ(小説)

引用元: Amazon

『トロツコ』は、芥川龍之介の短編小説(掌編小説)。『大観』(実業之日本社)1922年(大正11年)3月号に発表された。新仮名では「トロッコ」と表記する。幼い少年が大人の世界を垣間見る体験を綴った物語で、一部の中学校の教科書などにも採用...

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懐かしき何気ない記憶

大人になると何気ない子供の頃の記憶が蘇る。
その記憶は何気なく他人に説明するでもない。
良い記憶とも悪い記憶ともまた違うそんな小説。

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憧れは憧れのままが良い

トロッコに乗ってくだり、トロッコを押して作業場まで行く。単純にピストン輸送であるが、人には役割がありトロッコに乗れない人たちもいる。若いものにとってはトロッコ乗りは憧れである。1つのきっかけでトロッコ乗りの手伝いに出るが、それは物凄く厳しい仕事なのだ。現実でもさまざまな憧れがあり、好きなことを仕事にしたい人はいるが、好きなことを仕事にしたがために嫌いになることも多い。やはり憧れは憧れのまま終わらせるのも1つの選択肢ではないか。

10女体

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昔のエロチシズム

山の稜線を女体に、山を乳房に、柘榴を乳首に例えるなど、一見ある種のエロ本と受け取れてしまうからです。夏の夜のうだるような暑さの中でふと湧いたにしてもなかなか変態的発想ですが、この見たまま、考えたままの記述が著者の若々しさを余計に引き立たせる感じがします。

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変身系

人間が人間以外の生き物や物体になるという小説は多くあるが、これは男がシラミになってしまうという芥川龍之介らしい変身のセレクトで交換を持った。シラミになった男が歩いている場所も芥川がいかにも選びそうで思わず笑ってしまう。ページ数も少なくすぐに読めるので、何度も読み返し易いのも好きな理由の一つだ。

11地獄変(小説)

地獄変(小説)

引用元: Amazon

『地獄変』(じごくへん)は、芥川龍之介の短編小説。説話集『宇治拾遺物語』の「絵仏師良秀」を基に、芥川が独自にアレンジしたものである。初出は1918年(大正7年)5月1日から22日まで『大阪毎日新聞』『東京日日新聞』に連載され、1919...

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こわくて鳥肌が立ちます

父が娘さんを見殺しにするお話しです。自分の娘より自分の好奇心が勝ってしまいます。すごく残酷でスッキリしない終わり方です。しかし、猿のおかげでバランスが取れている小説だと思います。猿は本当の父の心情を描写しているのではないかと思います。

12或阿呆の一生

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自分を阿呆と表現した淡白さが面白い作品

芥川龍之介の死後に発表された遺書的な作品。自分の壮絶な人生を、ただの阿呆の一生と言い切ってしまうところが、作者の淡白な性格を表していて面白いと感じます。師事していた夏目漱石に対する尊敬や愛情が伝わる悲しくも美しい文章が好きですね。

13富嶽百景

富嶽百景

引用元: Amazon

『富嶽百景』(ふがくひゃっけい)は、太宰治の短編小説・随筆。

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芥川、井伏鱒二好きすぎ

芥川龍之介が富士山に思いを馳せて執筆した作品だが、富士と同じくらい師である井伏鱒二にも愛情を抱いていると伝わる。作中に、井伏が放屁したという記述があり、それを目にした井伏が「屁はこいてない。嘘を書くな」と芥川を叱ったエピソードもお茶目で好きだ。

14芋粥

芋粥

引用元: Amazon

「芋粥」(いもがゆ)は、1916年(大正5年)9月1日の『新小説』に発表された芥川龍之介の短編小説である。『宇治拾遺物語』の一話に題材をとり、「鼻」と並ぶ古典翻案ものの一つと位置づけられる。

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欲望への答え

身なりを全く整えず、愚弄されても何の反抗もしない
生きることに無頓着な主人公。
そんな彼が唯一欲したものが芋粥である。
「芋粥に飽きたい」と常々思っていた彼に思いもよらぬ転機が訪れる。
「腹いっぱいに芋粥を食わせてやろう」との誘いがあり敦賀までいったのだが
そこで大量の芋粥を目にした主人公は。。。

15軍艦金剛航海記

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軍人もまた人間

本作では冒頭からとにかく衣食住に関する表現ばかりが出てくるからです。軍艦に関する読み物と言えば、ひたすら訓練とか、ひたすら戦闘とかいうものが大半です。しかし本作では乗員が飯を食ったり、ハンモックで寝たりと、実に人間らしい動きばかりをしています。これが軍事モノらしからぬ、本作の良さと考えます。

16魔術

魔術

引用元: Amazon

『魔術』(まじゅつ)は、芥川龍之介の短編小説。他の芥川作品とも共通する、人間のエゴイズムが描かれた作品である。

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人間の欲

自分は欲がない、と思っていても心の中には潜んでいるはずである。人間、「〜なりたい」、「〜が欲しい」などと思うのが当たり前だが、それが自己中心的なものや周りに迷惑をかける内容であってはいけないということがよく分かった。「欲」について深く追求する物語なのでおすすめ。

候補羅生門・鼻・芋粥・偸盗 ワイド版岩波文庫

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候補羅生門 スラよみ!現代語訳名作シリーズ

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