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2位まほろ駅前多田便利軒(小説)
引用元: Amazon
『まほろ駅前多田便利軒』(まほろえきまえただべんりけん)は、三浦しをんによる日本の小説。第135回直木三十五賞受賞作品。文藝春秋より出版されている。また、それを原作とした漫画、映画、テレビドラマも作られている。
ドキドキ
社内のコピー機を使って、こっそり同人誌を作るなど、地味なドキドキが続くところが楽しいです。早々にコピー機不正使用が発覚するけど、上司や同僚には逆に応援され、なんとも温かな雰囲気に包まれるのが微笑ましかったです。
続編
神去なあなあ日常の続編です。前作ではあまりスポットを当てられなかった村の住人たちのエピソードが書かれるなど、より神去村の事が分かるようになっているのが面白いです。主人公はよりたくましく描かれ、まさに続編にふさわしい内容。さらなる続編を期待してしまいました。
林業
物語の舞台は三重県の山奥であり、林業を通して主人公がたくましく成長してゆく課程に心を打たれます。
著者の徹底した取材が見事に反映されており、まるで林業を実体験しているような気分にさせてくれました。