【人気投票 1~16位】三浦しをんの書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
2011年に発表した『舟を編む』は本屋大賞を獲得し、大ヒットを記録した三浦しをん。今回は、みんなの投票で「三浦しをん作品おすすめ人気ランキング」を決定します。前述の大人気作品『舟を編む』やアニメ化された駅伝小説『風が強く吹いている』、松田龍平・瑛太のW主演で映画化された『まほろ駅前多田便利軒』、恋愛短編集『きみはポラリス』などの作品がランクイン?あなたがおすすめしたい三浦しをん作品も教えてください。
最終更新日: 2024/08/19
ランキングの前に
1分でわかる「三浦しをん」
『舟を編む』が大ヒットした「三浦しをん」
三浦しをんは、1976年生まれ、東京都出身の作家。2000年に発表した『格闘する者に○(まる)』でデビューします。2006年には人気作『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞しました。この作品はのちに松田龍平・瑛太のW主演で映画化もされるほどのヒットを記録。続いて翌年には駅伝を題材にした作品『風が強く吹いている』を発表します。2018年にはファン待望のアニメ化が決定。そして2011年、『舟を編む』で本屋大賞を受賞し映画化のみならず、アニメ化もされるほどの大ヒットを記録しました。また、2013年には人間の闇を描いた作品『光』が執筆されます。『光』は2017年に映画化され、話題となりました。他にも恋愛短編集の『きみはポラリス』やボーイズラブを描いた『月魚』などの作品も人気です。
作家になったきっかけは入社試験
三浦しをんは大学4年生の時、出版社への就職を希望していました。就職活動をしていく中で、早川書房の入社試験を受けることになります。その入社試験で書いた作文が早川書房の編集者の目に止まり、作家の道を勧められました。そのことがきっかけで、WEBサイトにてエッセイの連載を始めることになります。
ユーザーのバッジについて
三浦しをんの作品を全作品読んだことがある。
三浦しをんの作品を15作品以上読んだことがある。
三浦しをんの作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
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ほっこりする
小説を読み映画も観ました!何か大きな事件が起こるわけではありませんが、それがとてもほのぼのとしたり安心して読み進められるような感覚に包まれます。少し理解のできないような登場人物がいるが、だからこそ一挙一動に引き込まれてしまう不思議な内容です!
報告幅が広い。
この物語を知ったのは深夜にやっていたドラマ版のほうが先で、松田龍平と瑛太というサブカル好みな感じのキャストに、三浦しをん原作と知って驚いた記憶があります。
舞台も少しくたびれた感じの町で、外国人やヤクザの中で便利屋を営むというのは自分の中での三浦しをんのイメージとは少し違っていた。
しかし小説を読むとやはり三浦しをんの文章でぬくもりもある話。
人間を丹念に描くのが、この人の中心にあるのだなと思わされます。
さすがの代表作
この小説は特に三浦さんの上手い人間模様や人間の心情表現の書き方が随所に出ていてすごいなと痛感させられます。また人の発言に違和感を感じないのもすごいなと思いました。子供1人とっても、その子供が発する言葉や感情がスッと入ってくるし、それでいてちゃんと言葉に人間味も詰まっているので読み応え満点の作品だと思います。
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人はなぜ駅伝に惹かれるのか。
自分はあまり駅伝というものに興味がない人間だったので、なぜあんなにも日本中の人々が熱狂するのかがよくわかりませんでした。
観るほうも、走るほうも。
しかしこれを読めば、そこに何があるのかは伝わってきます。
なぜ怪我を負ってまで出たいのか。なぜ走り終えた後に身動きできなくなるほど全力を出すのか。なぜ悔し涙を流すのか。
新しいタイプのスポーツ作品
風が強く吹いているは、弱小メンバーで箱根駅伝を目指す作品です。一見すると、スポコン作品に感じますが、まったく違います。三浦しをんさんの世界観が良く出ている作品だと思います。個人の力とチームの力が描写されていて、人のつながりを感じることができます。若い人に読んで欲しい作品です。
報告熱い駅伝もの
駅伝は色んな人が関わってタスキを繋いでいきますが、物語として主人公に重きを置きつつも、その色んな人にもスポットライトを当てていくのがいいなと思いました。そして箱根駅伝を目指してぶつかり合っていく登場人物達を見ていると熱くなりますし、最後の方は涙なしでは読めない展開でした。
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とてもゆるい小説ですが、林業の衰退や過疎化の問題を映しだした小説
「なあなあ」とは小説の村の方言で「ゆっくり行こう」という意味です。
主人公が高校卒業と同時に半強制的に、三重に山奥で林業を任される。主人公が林業を通して、仕事と自然に魅了されていていきます。
主人公が仕事をしながら成長していく物語で、林業の衰退や過疎化問題と映し出した小説でもあります。
林業
物語の舞台は三重県の山奥であり、林業を通して主人公がたくましく成長してゆく課程に心を打たれます。
著者の徹底した取材が見事に反映されており、まるで林業を実体験しているような気分にさせてくれました。
気持ちよく読める作品
神去なあなあ日常は、林業の修行をしながら、若者が成長していく作品です。クセのある登場人物に独特の世界観があって面白い作品です。作品の中で、「なあなあ」精神がよく当てはまります。こんな生活も良いなと思える作品です。
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彼女たちの日常を見守る
阿佐ヶ谷駅から歩いて20分くらい離れた場所にある、古ぼけた洋館で不思議な共同生活を送っている4人の女性たちの物語です。何気ない季節の移り変わりや食卓の風景が淡々と続いていく中で、後半には思わぬファンタジーも用意されているので驚かされるでしょう。
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まさに編む。
「舟を編む」というのは本当に良い表現だなと思います。
まだ全体像も見えないまま、地道に一つ一つを編んでいく。それが意味のある一つの形になってくるのはずっと先の話。
とても根気のいる作業で、小さなミスも許されない。なぜならそれは舟だから。
「編む」のは何も直接辞書を作る人だけでなく、それを売る人、支える人、すべてが関わることなのだと思わされます。
はいとーんさん
2位(90点)の評価
スルスルと内容が入ってくる
わたしが三浦しをんさんに出会った、初めての本でした。母に勧められ、読んでみると、内容がスルスルと入ってきて、面白い面白い。あまり本に興味がなかった私でさえ、一時間ほどで読破。辞書にも興味を持ち、その後しばらくは紙の辞書を愛用したほどのお気に入り本。
こさきさん
1位(100点)の評価
本屋大賞受賞の大作
とにかく面白いなと思いました。先述した三浦さんの特徴も随所に出ているし、ストーリーが何より面白くて時間を気にせず次々とページをめくっていた記憶があります。テーマも癖がありますが、主人公もかなり癖のある人物で、癖がありつつも真っ直ぐ進んでいく姿には少し心を打たれるものがありました。
ナハマジャさん
2位(90点)の評価