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わたびょう さとしさんの「相撲漫画ランキング」

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更新日: 2020/06/30

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ランキング結果

1バチバチ

バチバチ

引用元: Amazon

作者佐藤タカヒロ
ジャンル少年漫画
出版社秋田書店
連載週刊少年チャンピオン(2009年24号〜2012年19号)
巻数全16巻

圧倒的なリアリティは必見

本作は続編があり『バチバチ』、『バチバチ BURST』、『鮫島、最後の十五日』の三作で構成されています。
見どころはとにかくリアリティ。どの力士も得意技はあれど、必殺技はありません。過剰な演出はありませんが、それぞれに勝たなければならない背景があり、感情の描写が読者の胸を打ちます。
主人公には1つ欠点があります。それは「体格があまり大きくないこと」。え、それだけ?160㎝とかじゃなくて?
そう思うのが(漫画の世界では)普通ですが、読み進めていくと考えを改めます。

大きな体を持つことが何よりの「才能」といえる世界で、どれだけ食べても・稽古をしても大きくならない体。
可視化できる才能を持たない主人公が何を思い今日も取り組みに向かうのか。
派手な装飾がない分、本当の相撲の世界を圧倒的なリアリティで教えてくれる素晴らしい作品です。

2火ノ丸相撲(漫画)

火ノ丸相撲(漫画)

引用元: Amazon

作者川田
ジャンル少年漫画
出版社集英社
連載週刊少年ジャンプ(2014年26号~2019年34号)
巻数全28巻

最も始めやすい相撲漫画

相撲漫画って良くも悪くも相撲相撲してますよね。好きな人にはたまらない一方で、初見の人はなかなか手を出しづらいと思うんですよ。
そんな人でも全くアレルギーなく見れるのがこの作品です。「国宝」と呼ばれる将来性豊かな若手力士達(イケメン多し)が、それぞれに磨き上げた技を繰り出し、各々が持つ葛藤と闘いながら成長してく姿を描いています。

とりわけ主人公が持つ葛藤は致命的とすらいえる「小さい」こと。バレーボールやバスケットでも背の低い主人公が活躍する作品は多くありますが、相撲はスポーツではなく格闘技。ハンデを覆すのは簡単ではなく、本当の強敵と闘う時は”死”を意識することも・・・
主人公とそのライバル達が何を思い、どう成長していくのか。必見です!

3ああ播磨灘(漫画)

ああ播磨灘(漫画)

引用元: Amazon

作者さだやす圭
ジャンル青年漫画
出版社講談社
連載モーニング(1990年~1996年)
巻数全28巻

とにかく常識の逆を行く主人公が面白い

とにかく見たことない設定です。王道といわれる要素が全くなく常に逆をついてきます。
まず主人公の播磨灘、始まった瞬間「横綱」です。強すぎて苦戦なんてしません。伝統や礼儀などは露ほども気にしない。
明らかに悪役(ヒール)の設定しか盛り込まれていませんw
そのうえで突如告げられる「負けたら引退」宣言。そう、この漫画は誰かに勝つまでではなく、誰かに負けるまでをテーマにした漫画なんです!
あらゆる概念が覆るこの漫画を是非ご覧あれ。

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