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不遇の永野芽郁が、瞬間見せる笑顔が、輝いている
笑顔の印象しかない、逢原 雨役の永野芽郁が、母親から、いらない子供として虐待され、学校ではいじめのターゲットにされて笑顔が消えてしまったのが衝撃です。、そんな永野に、雨は好きだ、雨は大切だと叫ぶ太陽役の山田裕貴が、徐々に冷えた永野の心を温めていくと、やっと永野の顔に笑顔がよみがえった場面が、感動的です。それなのに山田が、交通事故で瀕死の重傷になると、黄泉の世界からの使者と思われる日下役の斎藤工が、山田の命を助ける引きかえに永野の五感を奪うという展開が、異色のラブミステリーです。今後の展開は山田が幾多の危機を迎える都度、永野の感覚が奪われても、永野と山田が表情だけで心を通じて愛を深めていくと期待します。
優しくて、美しい高梨 臨の静かな毒牙
シーズン1の、不倫夫への過激なリベンジとは違って、主人公の高梨 臨の静かなリベンジが怖そうです。いかにも大人しそうな夫の透を演じる柳信太郎が、悪意がなさそうで、実は無神経な言動が、原因で、美しくて優しい妻の美咲を演じる高梨の心をむしばんで行くのが想像できます。透が編集したリベンジ仮面を、美咲がかぶって透を地獄に落とす皮肉な結末が予想できます。
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ヤクザより怖いアウトロー刑事
主人公の田中を演じる鈴鹿央士ら、すねに傷を持つ4人が、黒幕のカシラのサンジの指示によって犯罪者の摘発の道具に使われる異色のドラマです。サンジ役の吹越満は、正義の刑事役のイメージだったのが、サングラスに無精ひげズラで、アウトロー刑事に変身したのが、驚愕です。鈴鹿らの弱みを握って、脅かして、普通の捜査では非合法の手段を使って犯罪者を追い詰めていく展開が今までの刑事ドラマでは、ありえない奇想天外なドラマです。吹越の魔の手から逃げようと、警官に告発した鈴鹿が逆に吹越に告発を、もみ消されてしまうという国家権力の怖さはヤクザ以上の、恐怖です。おびえる鈴鹿が、吹越に、ごめんなさいで済むなら警察はいらねえよ、とすごまれる場面は迫力があります。今後の展開は、鈴鹿らは、吹越の使い走りにされて最後は証拠隠滅の為に、闇に葬り去られるのかと予見します。