1分でわかる「日本の泣けるドラマ」
視聴者の涙腺を崩壊させる「泣けるドラマ」
切ない人間模様や、胸を打つセリフで視聴者の涙を誘う「泣けるドラマ」。失恋したあとや物事がうまくいかなかったときなど、思いっきり泣きたくなったときに“涙活”として観るとより一層心に染みて感動を覚えるものです。目頭がじわっと熱くなる感動ドラマや、社会現象を巻き起こすほどの人気となった作品まで、泣けるドラマの話題作は数多く存在します。
泣けるドラマにはさまざまなジャンルが存在
今までに放送されてきた泣けるドラマには、重厚なストーリーが多い恋愛ドラマや、友情や家族の絆が心を打つヒューマンドラマ、意外な結末で感動を呼ぶサスペンスドラマなど、号泣必至の名作テレビドラマが数多く制作されてきました。何年経っても色褪せない感動の名作も少なくありません。
病気をテーマにした涙必至のドラマ
病気を扱うドラマでは、ひたむきに生きる登場人物の姿に心打たれること間違いなし。
草彅剛主演の「死」をテーマにした作品『僕の生きる道』(2003年)は、余命1年と宣告された主人公の残りの人生を肯定的に描いた作品。“生きること”について深く考えさせられる感動作です。
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1リットルの涙(ドラマ)
(引用元: Amazon)
病気と闘う主人公を沢尻エリカが好演した『1リットルの涙』(2005年)では、懸命に病気と闘いながらも笑顔で何事にも挑戦しようとする主人公の姿に、心を打たれる視聴者が続出しました。
『僕のいた時間』(2014年)は、難病に冒される主人公(三浦春馬)を通して命の尊さを描いた作品で、病気に仕事や恋を引き裂かれてしまう壮絶な主人公の姿に多くの人が涙しました。
切ない男女の恋愛に涙する感動ドラマ
恋愛を主軸とした作品にも、涙腺崩壊する感動ドラマが多数。
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世界の中心で、愛をさけぶ(ドラマ)
(引用元: Amazon)
山田孝之と綾瀬はるかによる切ない純愛物語『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)では、恋人を白血病で亡くした主人公・サクを演じた山田孝之のリアルな演技力が話題に。
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大恋愛〜僕を忘れる君と
(引用元: Amazon)
戸田恵梨香とムロツヨシが送る純愛ラブストーリー『大恋愛〜僕を忘れる君と』(2018年)では、若年性アルツハイマーに侵された主人公を明るく健気に支える恋人の姿に多くの人が感動をおぼえました。
親子・家族愛をテーマにした泣けるドラマ
親子の深い関係や家族の絆を描いたドラマは、子どもがいる家庭ならなおさら共感して涙する人も多いのでは。
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Mother(ドラマ)
(引用元: Amazon)
日本中を涙の渦に巻き込んだ感動の話題作『Mother』(2010年)では、親から虐待され行き場を失った子供の役を当時5歳にして熱演した「芦田愛菜」が、このドラマをきっかけにブレイクを果たしました。
ほかにも、満島ひかり演じるシングルマザーが自分や周りに降りかかるさまざまな困難を乗り越えながら奮闘していくヒューマンドラマ『Woman』(2013年)など、さまざまな感動作が視聴者の涙を誘いました。
泣けるドラマの有名な主題歌&挿入歌
レミオロメン『粉雪』
感動するドラマのなかには、数多くの名曲が主題歌や挿入歌として起用されました。『1リットルの涙』の挿入歌である『粉雪』(レミオロメン)は、累計売上85万枚を超える大ヒット曲に。今では誰もが知る名曲となっています。
もっともヒットしたレミオロメンの曲をチェック!
柴咲コウ『かたち あるもの』
ほかにも『世界の中心で、愛をさけぶ』では、『かたち あるもの』(柴咲コウ)が主題歌に起用されました。ドラマのヒットもあり、この曲はオリコンシングルチャートで2位にランクイン。その後も8週連続で10位以内にランクインするなど、高い人気を博しました。
柴咲コウの曲でもっとも人気なのは?
back number『オールドファッション』
『大恋愛~僕を忘れる君と』の主題歌には、ムロツヨシ演じる恋愛に対して不器用な間宮真司の目線で仕上げられた『オールドファッション』(back number)が。ドラマのストーリーを再現したような歌詞に多くの人が心を打たれました。
back numberの曲をもっと知りたい人はこちら!
難病の少女が生きた証
筋肉の運動機能が徐々に低下していく難病と闘った少女の日記を基に作られたドラマ。
病と闘い必死に生き抜いた彼女の人生から学ぶことがたくさんある。
私の中では”ごめんね、じゃなくて、ありがとうって言葉を大切にする”という言葉がかなり響いてます。
実際には、恋愛がなかったそうだが恋愛をさせてあげたかったという母親の気持ちを汲み取った制作側にも拍手。
Minnieさん
1位(100点)の評価
涙が止まりません
体の運動機能が徐々に萎縮し、最悪の場合は死に至るという難病の“脊髄小脳変性症”と診断された少女の日記をベースにドラマ化された作品。
中学生で発症し、病の進行とともに手足や言葉の自由を失っていく苦しみの中でも、家族や友人とお互いを想い合う様は、“ただ生きていることはそれだけですばらしい”ということを実感させてくれます。
また、ドラマに登場する同級生の男性との恋愛は原作にはないものですが、母親の娘に「恋愛をさせてあげたかった」という気持ちをくみ取ったもの。そういった周囲の人々の心と、懸命に限られた生をまっとうしようとする彼女のひたむきさが胸に迫り、涙が止まりません。
あおさん
1位(100点)の評価
家族の絆
もう14年前の映画ですが、見るたびに胸にグッとくるシーンや考えさせられるシーンが増えていくドラマです。映画ももちろん感動しますが、「やっぱり沢尻エリカはかわいいだけではなく演技力もすごい」と納得させられるので、断然ドラマ派です!
特に、あやさんの病気に対する他人からの冷たい軽蔑や社会の現実にも家族みんなで共に立ち向かい、立派に乗り越えていく絆には涙が止まりませんでした…。病気になって何度も傷ついて、たくさんの涙を流しながらも、前向きに動かなくなっていく自分の身体と向き合いながら、自身の人生を立派に歩むあやさんの姿には学ぶものがたくさんありました。今みても全く色褪せない感動の傑作ドラマです!
Miyuさん
1位(100点)の評価