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のちおさんの「綾辻行人の書籍ランキング」

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更新日: 2020/03/22

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ランキング結果

1十角館の殺人

十角館の殺人

引用元: Amazon

『十角館の殺人』(じゅっかくかんのさつじん)は、推理作家・綾辻行人のデビュー作品である長編推理小説。1987年に出版され、「館シリーズ」の第1作となる。日本のミステリー界に大きな影響を与え、新本格ブームを巻き起こしたとされる。この小説の登場を期に、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになった。累計発行部数は、100万部を突破している。

新本格ミステリーの名作!

彼のデビュー作。多くのミステリファンをその巧みな叙述トリックで驚愕させた大傑作です。
推理小説研究会のメンバーが訪れた、とある孤島の館で次々と起きる殺人事件、そこで過去に起きた凄惨なもう一つの殺人事件。
手に汗握るスピード感ある展開に、ドキドキしながら読み進めていきましたが、とあるシーンがあまりにも衝撃的すぎて初見の際私はしばらく放心状態になりました。
ページをめくる手が震えてしまったのを今でも覚えています。
この衝撃を共有したくて、周りの友人たちに「なにも聞かず読んでほしい」といってプレゼントしたりもしました。
本当になんのネタバレも見ることなく読んでほしいです。
映像化不可能と言われていますが、最近ではコミカライズもされており、こちらも原作の雰囲気を損なうことなく描かれていますのでおすすめですよ。

2霧越邸殺人事件

霧越邸殺人事件

引用元: Amazon

或る晩秋、信州の山深き地で猛吹雪に遭遇した8人の前に突如出現した洋館「霧越邸」。助かった…安堵の声も束の間、外界との連絡が途絶えた邸で、彼らの身にデコラティブな死が次々と訪れる。密室と化したアール・ヌーヴォー調の豪奢な洋館。謎めたい住人たち。ひとり、またひとり―不可思議極まりない状況で起こる連続殺人の犯人は。驚愕の結末が絶賛を浴びた超話題作。

見立て殺人の真相

いわゆる「見立て殺人」をベースに進んでいくストーリーが奇妙でひきこまれます。
主人公たちが意図せず非現実的な舞台へとかりだされていく様子も、恐怖感をあおり想像力をかきたてられます。ホラー小説のような雰囲気なので、読みながら後ろを振り返ってしまうようなゾクゾクした感覚もあり、大好きです。

3人形館の殺人

人形館の殺人

引用元: Amazon

『人形館の殺人』(にんぎょうかんのさつじん)は、推理作家綾辻行人による長編推理小説。館シリーズの第4作である。

異色な館シリーズ

館シリーズの中でも異色の本作。好き嫌いが分かれるかもしれまんが、私は大好きです。
本作の主人公の周りで起きる不可解な事件に、館シリーズレギュラーの島田潔がどう関わっていくのかも見どころの一つ。読者が感じるちょっとした違和感の積み重ねと、真相がはっきりしたときの爽快感は館シリーズ随一ではないでしょうか。館シリーズと位置付けるかどうかも議論となりやすいですが、綾辻先生の作品の中でも傑作の一つだと思います。

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