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ゲストだってよさんの「面白いYouTuberランキング」

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更新日: 2021/09/07

ゲストだってよ

ランキング結果

1KUN

KUN

公式動画: Youtube

違う路線

KUNさんの代名詞と言えば、やっぱり「50人クラフト」を連想する人が多いと思う。kunさん自身のリスナーと、マインクラフトを一緒にするという企画。2014年4月から始まったこのシリーズは、形や企画を少しずつ変えながら、でもしっかりと原型をとどめながら、いろいろな問題(プライバシーやジェンダーなど)の増えてきたYouTubeの中に今も確かに存在し続けている。この時代にあの路線を突き通し続けているのは凄いと思う。
現役時代は、とあるFPSゲームでチームで初代アジア1位、その他たくさんの大会で好成績を修めるなどの、圧倒的な実力。大勢の参加者、時には300人以上をまとめる指揮能力。毎日4本投稿、仕事日6本撮影をする精神と体力、尽きないネタの企画力。突然のアクシデントやハプニングも笑いに変えてしまう対応力。ウラル(kunさんが所持し、よく運転するバイク。詳しくは検索してみて)の運転最中や配信の合間に発揮するコミュニケーション力。多くの有る意味大物参加者と交わした体験により出来た、ぶれない精神。人狼やアモングアス企画で遺憾無く発揮される、観察力と洞察力。新しい参加者を決める、オーディションやBANクラフトなどと言った系統で調べるより良い人材の発掘能力、適正力検査能力(?)。
などなど、挙げれば挙げる程出てくるが、やはり個人的に1番なのは、あの少し過激な路線を貫き通している事。ほぼ参加者の話だが、オフ会でのヤバい出来事、Twitterの発言、参加者それぞれのYouTubeチャンネルの内容、参加者のスーパーチャット(いわゆる投げ銭)、顔出しや声出し、kun自身による参加者のリアルの予想、参加者、kun両方の下ネタ、物申す系や暴言など、一歩間違えるとリアルの人生が一瞬にして終わってしまいそうギリギリのラインを攻め続けている。
時代の流れもあってか、テレビ局などでも放送できる内容や、全方向に配慮したものしか出来なくなったのと同じように、YouTubeなどの動画投稿サイトにも、暗黙のルールが自然と出来ていった。
今ではなりたい職業ランキング1位になるようにもなった「YouTuber」。星の数ほどいる中でも理想とされているのは、HIKAKINさんと言った人間のお手本になるような、「聖人」と言われる発言や行動をする事。その中に笑いも含め、当然お金も稼ぐ。
しかしkunさんは、その真逆と言われるような方向へと進んでいる。まるでYouTuberの闇を見せるかのような形とファン達には言われている程だ。kunさん曰く、「最近のYouTubeは、凄く自身が視聴者の下にいる。例えばチャンネル登録など、してくださった皆さんのお陰です!みたいな感じ。それはつまらないし、なんか違う。それに俺にはそれが出来ない」と言った趣旨のことを仰っていた。記憶が曖昧なため、多少の内容の違いは許してほしい。kunコンテンツでは、kunが絶対的な権力を持ち、kunが1番であり、参加者が社員ならば、kunが社長という立場になり、最終的な決定権はkunに有るとされている(こちらも多少の文章の内容違い有り)。現代で求められている理想像との違いを具現化している男とも言えるだろう。
そして代名詞50人クラフト。参加者それぞれに突き出た個性があり、人種や宗教、ジェンダー的な部分、LGBTQ、各々の職業など、非常に多様性を重視している。参加者が起こした問題なども、ダメな範囲まで来たら参加権限を剥奪するなど、ネタや笑いにするラインが決まっている。でもやっぱり1番は、参加者たちの個性だ。
参加型企画は、開催側ほ参加者側もお得になる関係にある。それはいつか後々。

そして話かなり逸れるが、個人的にkunさんの好きな所は、普段参加者に強く当たる時と、ホラー系を実況している時のギャップ。ホラー実況になると情けない声を出したり、珍しい時は泣いたりもする。そしてビビり過ぎて結構な頻度で、怖じ気づかないように、犬のように唸るのも見所。ホラーではkunさんが乙女になります。初見さんは1度見比べてみてはいかが?

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