読んで衝撃を受けた小説ランキング!みんなの投票で決定!
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このお題は投票により総合ランキングが決定
最終更新日: 2020/09/03
このお題はsimple読書会 前田さんが作成
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
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意識の迷宮を味わう
この本を読むことは読み手の調子や体調すら求められてるような
読むのにすごいパワーをつかう本である。
エンデは「意識の迷宮」といっていて、鏡の中の鏡-迷宮とはいいタイトルでその通りである。
言葉で表すととても抽象的になってしまい難しいのだが合わせ鏡のさらに奥を覗くような感覚になる。
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多人格を味わう
ペソアについて語ることは容易でない。
ペソアという詩人は一人ではなく、複数人いるからだ。
自分とはことなる人格とエクリチュールを持った数人の異名者たちを創造した詩人は、ペソアをおいて他にはいない。
ペソアの書く作品はそれぞれ実名と異名と呼びうる二つのカテゴリーに属する。
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早熟を味わう
この作品はラディゲが16〜18の時に書いたとされる。
早熟な天才児と言われることを迷惑がっていたというが
その通りだからしかたない。
恋愛小説もここまでクレイジーで陰翳にされると面白い。
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何も起こらないを味わう
何の出来事も起こらないという掟破りの小説で、
来るはずのない伝説のタタール人をひたすら待ち続ける青年を描く。
「自分の人生には何か素晴らしいことがきっと起こるはず」という期待は誰もが覚えのあることで、人生の一つの真理を覗き込んでいる気持ちになる。
主人公の人生の空虚さが凝縮された「そして20年が経った。」というあっけない一文の衝撃はすごい。
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メタフィクションを味わう
”あなたはイタロ・カルヴィーノの新しい小説「冬の夜ひとりの旅人が」を読み始めようとしている。さあくつろいで。精神を集中して・・・”
から始まるメタフィクション小説の傑作と呼ばれている本書。
最初の章の半分はこの本を読む現実の作業の準備、「あなた」への案内である、特殊な技法を味わいたい方にオススメ。
『simple読書会』主催者
simple読書会 前田さん
1位(100点)の評価