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塚田 沙羅さんの「イギリスのクリスマスあるあるランキング」

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更新日: 2020/12/14
塚田 沙羅

『ウツミチ*ロンドン暮らし』管理人

塚田 沙羅

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まえがき

もうすぐクリスマスということで、イギリスのクリスマスに「あるある~!」なことをランキングにしてみました。

ランキング結果

クリスマス当日はお店はもちろん、交通機関や郵便局も営業しない

クリスマス当日のイギリスは、ほぼすべての店・施設が閉まりゴーストタウンと化します。銀行、郵便局、電車やバスなどの交通機関もすべて営業していません。スーパーも閉まるので、前日までに買い物計画を立てておく必要があります。

この日は、多くの人が家族や親戚で集まり、クリスマスの料理を食べたりプレゼントを交換したりしてお祝いをします。日本のお正月のような感じです。

逆に元日は、祝日ではあるもののスーパーや小売店、飲食店は営業していることが多いです。日本と逆ですね。

本物のもみの木が売られるようになる

クリスマス前になると、街中ではガーデニングショップやホームセンターなどで本物のもみの木が売られ始めます。人工のものも売られていますが、本物のもみの木を買ってクリスマスツリーとして飾る家庭も多いようです。

クリスマスが終わってからお正月にかけて、役目を終えたツリーが家の外に置かれ回収されるのを待っているのもよく見る光景です。

11月から街は徐々にクリスマス仕様へ

11月から、イギリスの街はクリスマス仕様へ様変わりします。お店のディスプレイは緑や赤、金などのカラフルなクリスマスカラーで彩られ、企業のエントランスには大きなツリーが置かれます。

天井に美しい装飾を施したアーケード型のショッピングモールや、広場やちょっとした一角に設置されたクリスマスツリーなど、歩いているだけでクリスマスの雰囲気を感じられて、楽しい気分になるのがこの季節です。

ロンドンでは、有名なショッピング街であるオックスフォード・ストリートとリージェント・ストリートのイルミネーションが特に有名で、クリスマス時期には多くの人が見学に訪れます。

クリスマス仕様のダサいセーターを着る

クリスマス前になると、クリスマス仕様のセーターを着ている人をよく見かけるようになります。

このセーター、色も派手派手で、デザインも洗練されているとはほど遠いユーモラスなものが多いのですが、街中ではこれを着て歩く人が多数出没します。年配の人でも、サンタやトナカイがでかでかと描かれたセーターを着ていて、クリスマスを楽しんでいるのが伝わってきます。

柄のバリエーションはほぼ無限にあるといってもよいほど幅広く、人によっては自分で選んだ柄を友達と交換することもあるようです。

5クリスマスプディング

クリスマスプディング

クリスマスプディング (Christmas pudding)は、イギリスの伝統的なクリスマスケーキ。具材にプラムが使われることが多いため、プラム・プディング (plum pudding) とも呼ばれる。 味や食感、外見は日本人が想像するケーキや一般に「プリン」と呼ばれるカスタードプディングとは大きく異なる。味は濃厚で芳醇、その食感は「ドライフルーツが舌に絡む」とも言われる。

イギリス伝統のクリスマスのスイーツ

クリスマス時期になるとスーパーに並び始めるのがこのクリスマスプディング。ドライフルーツやナッツをたっぷり入れスパイスとラム酒をきかせたもので、見た目は黒く、球を半分に割ったような形をしています(家庭によってレシピはさまざまです)。

プディングという名前ですが日本のプリンとは異なり、ねっとりした食感で、どちらかというとしっとり系のケーキに近いものです。

伝統的なクリスマスディナーでは、七面鳥のローストに芽キャベツ、ポテトなどをメインで楽しみ、その後にデザートとしてこのプディングが出されます。

6ミンスパイ

ミンスパイ

ミンスパイ (mince pie) は、ドライフルーツから作った「ミンスミート」を詰めたパイである。 クリスマスに食べる菓子として知られ、径数センチの独特の形で作られることが多い。ミンスミート (mincemeat) とは元来は、ミンス(みじん切り)にした肉、つまりひき肉のことで、ミンチの語源でもある。しかししだいに、ドライフルーツを主体としたものに変化した。

プディングと並ぶクリスマスのスイーツ

クリスマスプディングと並んでこの時期に登場するのが、ミンスパイと呼ばれる小型のパイです。

ミンスというのでミンスミート(ひき肉)が入っているのかと思いきや、ナッツやドライフルーツが入った甘いパイなのです。元はひき肉で作るパイだったようですが、時代と共に変化したとのこと。

クリスマス時期にはスーパーで売られるようになるほか、教会でのイベント後に参列者に配られることもあります。

イギリスではクリスマスの翌日も祝日

イギリスでは、クリスマスの翌日である12月26日も「ボクシング・デー」と呼ばれる祝日となります。

ただこの日は、クリスマス当日とは異なり交通機関や一部のスーパーや小売店、飲食店などは営業しています。この日からお正月にかけて年末セールが行われるので、お得にショッピングができる期間です。

名前のボクシングは、スポーツではなくボックス(箱)に由来しています。名前の由来は諸説あり、教会が寄付金の箱を開け貧しい人々にお金を配る日であったという説や、上流階級の人々が召使にプレゼントを入れた箱を渡す日であったという説があります。

あとがき

ご覧いただきありがとうございます。
クリスマスはイギリスが一番活気づく時期なので、個人的に大好きなシーズンです。

私の住むロンドンのクリスマスの様子は、ブログでも写真満載でお届けしていますので、興味のある方はぜひご覧ください♪

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