風紋 / 保科洋がランクインしているランキング
コメント・口コミ
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吹奏楽コンクールの課題曲ランキングでのコメント・口コミ
吹奏楽コンクールの課題曲ランキングでのコメント・口コミ
吹奏楽コンクールの課題曲ランキングでのコメント・口コミ
これ以上の曲はない
1987年、高3の夏あの舞台(コンクール)にて
ホルン📯1stでこの曲を演奏しました。
とても思い入れ深い曲です。
メロディ〜が美しすぎて
それ以降どの曲を聴いてもこの曲を超えられる
曲はありませんでした。
(あくまでも個人の感想です。)
まり緒さんの評価
吹奏楽コンクールの課題曲ランキングでのコメント・口コミ
純文学のような風景が見えてくる名曲
1987年の課題曲。
「風紋」とは、風の影響で砂地などにできる紋様(砂紋)のこと。
作曲者の保科洋先生は、このタイトルについて、特に具体的などこかの風紋を描写したわけではない、と語っています。
しかし、序盤のゆったりした箇所を聴いていると(あるいは、演奏していると)、目の前に茫漠とした砂地と、そこに浮かび上がった美しくも虚しい「風紋」が見えてきます。それはまるで純文学の情景として描かれるような風景です。
もしかしたら、この曲がとらえているのは、近代以降の日本人に共通した心象風景なのかもしれません。
曲の中盤以降はテンポが上がり、軽快なリズムに乗せて力強さと哀愁を同時に感じさせる印象的なメロディが歌われていきます。聴いてよし、演奏してよし。まさしく名曲です。
『風紋』は課題曲の人気投票をすると、必ず上位に来る作品で、プロの音楽家からも多くの支持を集めています。また、プロ吹奏楽団がコンサートのプログラムとして取り上げることも多い曲です。
ロングバージョンの「原典版」も存在し、コンクールの自由曲として演奏する団体もあります。課題曲が後に自由曲として演奏されるのは、非常にレアなパターンです。
『復興』、『インテルメッツォ』と並び、保科先生の代表作と言ってよいでしょう!
吹奏楽作家
オザワ部長さん (男性・50代)
2位(85点)の評価