1分でわかる「吹奏楽」
日本での吹奏楽の始まりは明治時代
吹奏楽は、管楽器を主体とした合奏形態のこと。管楽器と打楽器との編成で演奏される音楽を指すことも多いです。海外では古代エジプトでラッパと太鼓が演奏されたのが起源とされており、日本では明治時代に薩摩藩の青年がイギリス人の手ほどきを受け、軍楽隊を発足したのがはじまりといわれています。なお、現在の日本は、10人に1人が吹奏楽経験者といわれる"吹奏楽大国"で、吹奏楽は学生の部活動・コンクールのほか、プロの演奏会などで広く親しまれています。
クラシックからポップスまで!吹奏楽の名曲たち
吹奏楽がテーマの映画「スウィング・ガールズ」の作中に登場し、吹奏楽愛好家たちの注目を集めた楽曲『シング・シング・シング』や、吹奏楽を代表するポップスソングとして君臨する『宝島』、ノリのいいパーカッションのリズム、管楽器のリズミカルで激しいメロディーが印象的な『エル・クンバンチェロ』、コンクールやコンテストの自由曲にもおすすめの『アルメニア・ダンスパート』など、名曲が勢揃いしています。
サックス吹きなら絶対に一度は吹きたい超人気曲!
この曲を聴いて吹奏楽やサックスを始めた方も多いはず!?
原曲はT-SQUAREのオリジナル『TAKARAJIMA(和泉宏隆作曲)』ですが、吹奏楽アレンジでは『宝島(真島俊夫編曲)』として大ヒット!1987年に初出されてから30年以上も演奏され続けているなんて本当に凄いですよね!
曲中ではサックスパートはメロディからソロまで大活躍!特に中盤の長大なアルトサックスのソロは、そのあまりのカッコ良さに吹いていても聴いていてもシビレまくり!
楽譜の難易度は高めですが、サックス吹きなら絶対挑戦してほしい曲でもあります!
サックスマイスター
鰐川大輔さん
1位(100点)の評価
絶大なる人気を誇る吹奏楽ポップス曲
吹奏楽ポップス曲の中でも特に幅広い層から絶大なる支持を集めている名曲です。
ノリが良くて楽しく盛り上がる曲なので、ポップス・ステージやアンコールでもよく演奏されています。
原曲はT-SQUARE(当時はTHE SQUARE)のヒット曲で、ウインド・シンセサイザーの爽やかな音色が印象的なフュージョン音楽です。
一方、吹奏楽版は、原曲の雰囲気とはがらりと異なり、リズムと熱気であふれる、吹奏楽ならではの楽しく魅力的な編曲に仕上がっています。
金管楽器のユニゾンや、サックスのソロなど、聴かせどころも満載なので、演奏者もお客さんもみんなで楽しく一緒になって盛り上がりたい名曲です。
まっしーさん
1位(100点)の評価
思い出の1曲
高校から吹奏楽を始めて3年間フルートとピッコロを担当していました。交通安全のイベントでカラーガード隊の方達と合同で初めて演奏した時から大好きな曲です。コロナが流行る前300人くらいで演奏したのが楽しすぎて色濃く思い出として残っています。特に2回目のサックスのソロと金管のソロが大好きです。
フルートさん
1位(90点)の評価