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ミモザさんの「有川浩の書籍ランキング」

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更新日: 2020/03/23

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ランキング結果

1図書館戦争(小説)

図書館戦争(小説)

引用元: Amazon

『図書館戦争』(としょかんせんそう)シリーズは、有川浩の小説。イラストは徒花スクモ。2008年、第39回星雲賞日本長編作品部門受賞。 架空の法律が社会に重大な影響を与えていることから、パラレルワールドやディストピアの世界を描いたSF小説にも分類される。主人公の成長と恋愛模様を描いた恋愛小説の要素も含まれている。

社会派ストーリーと激甘ラブコメディの異色コラボ

まずヒロインの郁のひたむきな性格、失敗して落ち込むことはあっても決して投げ出さない姿がかっこいいです。
彼女の周りの登場人物たちも、各々がそれぞれ違う信条を持ちながらも、同じものを守るために努力しているのが強い魅力だと思います。
また随所にちりばめられたギャグや胸キュンシーンのお陰で、重い題材なのに読みやすいです。

2阪急電車

阪急電車

引用元: Amazon

著者有川浩
ジャンル文学
出版社幻冬舎
発売日2008年1月22日
メディアミックス映画『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011年)
漫画『阪急電車<WEBコミック版>』
公式サイトhttps://www.gentosha.co.jp/book/b1576.html

今を生きる女性を励ましてくれるバイブルです

ひとつの路線の電車に乗っているヒロインの女性たち一人一人にさまざまな事情があって、話に一気に引き込まれます。
ある女性は、それまでの人生で得た勝ち組としてのキャリアを犠牲にしてまで、元彼に復讐を果たしますが最後には自分の生き方を取り戻していきます。
読後の爽快感はさすが有川作品です。有川浩先生らしさ全開で大好きな作品です。

3塩の街

塩の街

引用元: Amazon

『塩の街』(しおのまち、文庫版サブタイトル:wish on my precious)は、有川浩によるライトノベル作品。第10回電撃ゲーム小説大賞受賞作。電撃文庫での刊行時のイラスト担当者は昭次。

ファンタジー世界舞台の熱いヒューマンドラマ

ある日、突然人間のからだが塩の結晶になっていってしまう、という突拍子もないストーリー。
大切な人の死を前にして何も出来ない無力感と絶望。
その中で登場人物たちがかすかな希望を見出し歩み続けていくさまは胸に迫るものがあります。

4図書館革命

図書館革命

引用元: Amazon

正化33年12月14日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入する。年始、原子力発電所を襲った国際テロ。それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった。シリーズ完結巻。

表現の自由は守れるか

郁と堂上のぴったり背中合わせのラブストーリーから目を離せません。
手塚も巻を追うごとにどんどん成長していて、まるで弟を見ているようで応援したくなります。
表現の自由をめぐる衝撃のラストシーンに大興奮でした。

5レインツリーの国(小説)

レインツリーの国(小説)

引用元: Amazon

『レインツリーの国』(レインツリーのくに)は、有川浩の小説。2006年9月出版の『図書館内乱』(アスキー・メディアワークス)の中の1エピソード(作中作として登場する架空の小説)として書いた後に、改めて書き下ろした恋愛小説で、2006年9月29日に新潮社から単行本が刊行された。 自分が好きな小説の感想を書いているウェブサイトを探していた男性が、共感する感想をブログで見つけ、そのサイトの管理人であり難聴を抱える女性と交流を重ねていく。

ななめなヒロインと勇者のような主人公

まず私はこの本で初めて「聾」のことを知ったのでとても新鮮でした。
ヒロインの女の子は、耳が聞こえないことで現実に苦労しているせいか卑屈なところがあるのですが、そこに共感して読みました。
最後は主人公の男の子が一生懸命サポートして、おかげでヒロインが自分のからをやぶることができたのでとてもほっとしました。
暗いトーンのシーンが多いですが、ヒロインが背負う物の大きさだったのだと読み終わってから思いました。

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