1分でわかる「有川浩」
ライトノベルでデビューを果たした「有川浩」
1972年、高知県出身の作家「有川浩」。2003年にライトノベル作品『塩の街』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌2004年にデビューを果たしました。SFやミリタリーを題材、近年では実世界を題材にした作品も多く、自衛隊を題材とした3作品から構成される『自衛隊三部作』や、全4巻で構成される『図書館戦争』、黄金時代を描く青春物語『キケン』(2010)など、多数の人気作品を生み出しています。
幅広い年齢層に愛される『図書館戦争』シリーズ
有川浩の代表作である『図書館戦争』シリーズ。『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』『図書館革命』の4巻で構成され、2008年には第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。出版物の検閲が合法となった近未来の架空の日本が題材となっており、検閲に対抗する唯一の組織「図書隊」の活躍を描いています。SF小説でありながら恋愛要素も含まれたこの作品は幅広い年齢層から人気を集め、2013年に映画化、2015年にはテレビドラマ化されています。
本ランキングにおける「有川浩の書籍」の定義
このランキングにおける有川浩の書籍の定義は、彼女が手がける小説作品です。アンソロジーやエッセイ、未書籍化作品などの作品にも投票が可能です。
温かいココロ
人は必ず誰かと繋がっている、1人ではないと思える作品。主人公含め、登場する人物が実際にそこにいるような、読んでる私も列車に乗っているような感覚になりながら読める作品。人との出会いの大切さ、温かさに触れることができ、読み終えると心が温かくなる。そして、電車に乗って出かけたくなる作品。
おまめさん
3位(80点)の評価
今を生きる女性を励ましてくれるバイブルです
ひとつの路線の電車に乗っているヒロインの女性たち一人一人にさまざまな事情があって、話に一気に引き込まれます。
ある女性は、それまでの人生で得た勝ち組としてのキャリアを犠牲にしてまで、元彼に復讐を果たしますが最後には自分の生き方を取り戻していきます。
読後の爽快感はさすが有川作品です。有川浩先生らしさ全開で大好きな作品です。
ミモザさん
2位(95点)の評価
あなたも電車に乗りたくなる
様々な思いを抱えた男女が電車で出会ってお互いに影響を与えていくお話。寝取られ妊娠により婚約者を奪われた女性が白いドレスを着て仇討ちに行く衝撃的な展開があったかと思えば、進路に悩むちょっとおバカな彼氏をもつ女子高生のほっこり話、阪急電車ではじまるロマンスもその行方などなど
どの短編もとっても面白い
各話の主人公の絡みも格別です!
ぴっとさん
2位(90点)の評価