1分でわかる「タバコの銘柄」
好みの吸い心地で選べる紙タバコ
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健康被害や値段の高騰などの影響で年々喫煙者は減っているものの、まだまだ嗜好品として強い人気を誇る“タバコ”。葉巻や刻みタバコなど色々な種類が存在する煙草ですが、広く普及しているのは“紙タバコ(シガレット)”。手軽さはもちろん、銘柄・フレーバーの種類が多いことでも人気です。タバコの味を強く感じられるタール量の多い銘柄、初心者でも吸いやすいタール少なめのメンソール系や甘いフレーバー付きのものなど、さまざまな煙草が販売されています。また、フィルターの長さによっても味わいが異なり、ガツンとした濃い味・コクを楽しめるショートと、マイルドな味わいが感じられるロングがあります。
日本の紙巻タバコの主要メーカー
日本たばこ産業(JT)
JTの略称で広く知られている日本たばこ産業は、国内で唯一たばこ製造を手掛ける企業。1985年の設立から、日本をはじめ130以上の国と地域で、タバコ製品を製造・販売しています。加熱式タバコでは、紙巻タバコ並みの吸い応えを追求する「Ploom(プルーム)」と、加熱を待たずに気軽に吸える「with(ウィズ)」をラインナップ。
JTの人気タバコ銘柄
セブンスターは1969年の誕生から50年以上に渡り愛され続けている、JTを代表するロングセラー。国産タバコで初めてチャコール(活性炭)フィルターを使用したことで知られています。チャコールフィルターは、においや雑味を吸収してマイルドな味わいを実現する、現在多くのタバコに用いられている方式です。
かつてはセブンスターのマイルド版という位置づけで発売された「マイルドセブン」の名で親しまれ、2013年に現在のメビウスに改称されました。雑味を抑えた味わいと豊富なラインナップで、多くの愛煙家から人気を集めています。フィリップモリス
フィリップモリスは、本社がアメリカに、統括本部がスイスにある、世界最大のタバコ製造会社です。1985年に日本法人・フィリップ モリス ジャパンを立ち上げると、多くの人気ブランドを販売してきました。最近では日本で高いシェアを持つ加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」を手掛けていることでも知られています。
フィリップモリスの人気タバコ銘柄
マールボロは世界中で利用者が多い銘柄。日本でも「マルボロ」として親しまれており、赤いパッケージのタール12mgは「赤マル」、メンソールタバコは「マルメン」など、ラインナップごとに略称が浸透しています。 マールボロと並ぶフィリップモリスを代表する銘柄がラーク。レギュラーやメンソールといった種類ごとにタール・ニコチン量の違う商品が幅広くラインナップされ、国内紙巻タバコでは屈指の銘柄数を誇ります。ブリティッシュアメリカンタバコ
イギリスのタバコメーカーであるブリティッシュアメリカンタバコ(BAT)。1984年に日本でのタバコ販売をスタートさせ、ケントやラッキーストライクといった銘柄から愛煙家から人気を集めています。また、加熱式タバコでは本体とバッテリーが一体化した「glo(グロー)」を販売しています。
ブリティッシュアメリカンタバコの人気タバコ銘柄
ケントは、1952年にアメリカで販売がスタートした銘柄で、世界初のフィルターつきタバコと言われています(諸説あり)。スタンダードタイプのタバコ商品では、中央に穴を設けた三層構造のジェットフィルターが使わており、吸い応えと美味しさをアップさせています。
ラッキーストライクは1871年に発売された、ケントと同じくアメリカ生まれのタバコ。コクがありしっかりとした吸い味と、香ばしいほどの香りが特徴的です。白地×赤丸という日の丸をイメージさせるパッケージデザインも目を引きます。種類・タイプ別タバコランキング
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