1分でわかる「加熱式タバコ」
近年、喫煙者たちが愛用する加熱式タバコとは
加熱式タバコとは、タバコ葉を加熱してニコチンを発生させるタバコのこと。煙が出ないことが最大の特徴で、近年の飲食店やオフィスなどでは「紙巻タバコは禁止だが、加熱式たばこなら吸える」という場所が増えたことでも注目を浴びています。また、物を燃やすときに発生する有害物質“タール”の量が少ないというメリットもあり、煙草による健康被害を気にする人のなかには、紙タバコから乗り換えるという人も少なくありません。
「電子タバコ」との違い
加熱式タバコと同様に最近注目されている“電子タバコ(VAPE)”。電気を使って吸うタイプという共通点があるものの、両者は別物です。電子タバコは、タバコの葉ではなくフレーバーのついた“リキッド”を蒸発させるタバコのこと。タバコ葉に比べて物足りないという意見もありますが、日本で販売されているリキッドはニコチン・タールを含まないため、より健康志向の人におすすめとされています。
加熱式タバコは“高温加熱式”と“低温加熱式”の大きく2種類

IQOS 2.4 PLUS
(引用元: Amazon)
加熱式タバコのデバイスは、加熱温度によって“高温加熱式”と“低音加熱式”に大別されます。高温加熱式は約200~300℃で加熱するタバコが分類され、喫味・ニオイともに強いことが特徴です。一方で低音加熱式は30~40℃ほどの温度ものを指し、匂いが少ない反面喫味も弱くなります。高温式では「IQOS(アイコス)」や「glo(グロー)」、低温式では「Ploom TECH(プルーム・テック)」シリーズや「with2」などが代表的です。先述した2つの中間に位置する“中高温加熱式”も存在し、「lil HYBRID(リル ハイブリッド)」が該当します。
現在の主要となっている加熱式タバコデバイス
フィリップモリス社
IQOS イルマ / IQOS イルマ プライム

IQOS ILUMA
(引用元: Amazon)
フィリップモリス社の代表商品・アイコス。2021年8月にリニューアルされ、「IQOS イルマ」として販売されています。従来の製品との大きな違いは、ホルダー内の加熱ブレードの有無。ブレードをなくしたことで破損の心配や、使用後のクリーニングが不要となりました。通常のイルマとプライムの違いはデザインのみで、加熱式たばことしての機能は同じです。
アイコス イルマ ワン

IQOS ILUMA ONE
(引用元: Amazon)
IQOS イルマのコンパクトモデルとして発売された、アイコス イルマ ワン。通常のイルマ同様にブレードレスになっており、吸い応えやクリーニング不要な部分は変わりません。価格も3,980円(税込)と通常モデルより3000円以上安く買うことができます。ただし、スティックを挿入すると自動で加熱を開始する”自動加熱開始機能”や、本体を動かすことでバッテリー残量を通知する“スマートジェスチャー”などの通常モデルにある高度な機能は搭載されていないので要注意です。
リル ハイブリッド

lil HYBRID
(引用元: Amazon)
電子タバコと加熱式タバコの二つの特徴を併せ持つ、リル ハイブリッド(lil HYBRID)。たばこスティックを加熱し、そこに気化させたリキッドを通すという技術が用いられています。160度の中高温に抑えることによって臭いの発生を抑え、喫味をマイルドに抑えることにも成功。加熱ブレードが用いられていないため、クリーニングがほぼ不要な部分も魅力です。
JT
Ploom X ADVANCED

Ploom X ADVANCED
(引用元: Amazon)
JTの加熱式タバコデバイスPloom Xの進化版モデルとして、2023年11月に登場したPloom X ADVANCED(プルーム・エックス・アドバンスド)。独自の新加熱技術“POWER HEATFLOW”によって吸い応えがアップしました。最高加熱温度を約320℃まで上昇させ、細かな温度と気流の調整をすることで、リアルな喫味を感じることができます。さらに、たばこスティックを挿し込むだけで加熱がスタートする“自動加熱機能”も搭載され、よりスマートな使い心地を実現しています。
with2
低温加熱式デバイスPloom TECH(プルーム・テック)シリーズの後継機として発売された、ウィズおよびウィズ2。霧化したリキッドがたばこカプセルを通って蒸気を出す技術を採用し、煙草の匂いと副流煙を抑えられるようになっています。また、この技術により加熱待ち時間ゼロと加熱によって発生するたばこの雑味を消すことにも成功。さらに、杯モードに切り替えることでフレーバーのより強い味わいを楽しむこともできます。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社
glo pro slim

glo pro slim
(引用元: Amazon)
通常モードに加え、ブーストモードで喫味アップを狙えるモデル・glo pro(グロー・プロ)。従来の機能をそのままに、ボディのスリム化をしたのがグロー・プロ・スリムです。重量約74gに15.5mmの薄さを実現し、持ち運びがしやすくなっています。
glo hyper / glo hyper+
通常のgloやglo proシリーズのスティックよりも太めのスティックを採用した、グロー・ハイパーシリーズ。太めのスティックにすることでより強い喫未を感じることが可能です。また、グロープロ同様に通常モードのほかブーストモードがあり、より強い吸い応えを楽しむこともできます。リニューアル製品としてglo hyper+(グロー・ハイパー・プラス)も登場し、こちらはブーストモード時の加熱温度が10度高いです。通常時の吸い心地はそのままですが、ブースト時の吸い応えはパワーアップしています。
glo hyper X2

glo hyper X2
(引用元: Amazon)
従来のモデルからデザインを一新した、グロー・ハイパーX2。丸っこいデザインからシャープなデザインにし、バイカラー配色やマット&メタリックな質感を採用し高級感ある見た目に変化しています。そして、通常モードとブーストモードとで独立したボタンを搭載。今まで長押しでバイブが2回鳴るまでの約5秒以上待たなければいけなかったところ、3秒待ちでブーストできるようになりました。
glo hyper air

glo hyper air
(引用元: Amazon)
2023年6月に登場した、glo hyper air(グロー・ハイパー・エア)。グロー・ハイパーシリーズ最軽量を誇っており、重量は約75gと従来より25%ほど軽くなりました。軽量化しながらも、連続使用可能本数20本は従来のまま。また、通常モード・ブーストモード切り替え用ボタンも独立しています。本体価格が1,980円(税込)と比較的安価なのも嬉しいところです。
glo hyper pro

glo hyper pro
(引用元: Amazon)
関連するおすすめのランキング
各加熱式タバコの人気銘柄をチェック!
本体がスリムで格好良い
初めてイルマを利用する際、14日間無料でレンタルしてくれてそのまま購入出来るというシステムを使いました。価格は定価3980円でした。レンタル本体と一緒にテリアもフレーバー複数5箱位無料で付いてきてサービスがすごいと思いました。元々、iQOS3デュオを利用していたので移行には全く支障はありませんでした。イルマはお手入れ不要なので本体同様スマートに使えるので満足しています。本体登録がされているのでアフター対応もしっかりされているのも良いです。
めいら♪さん
1位(95点)の評価
片手で蓋の開け締めができる!
価格はセール中の時もあり安く購入ができてよい!
片手で使いやすいのは良かったけど、もう少しメンソールが強く煙がもっと出てくれた方がいい!
あと本体のカラーバリエーションを増やして欲しいです!
女の子でも可愛くもちやすく、くすみ色があったら嬉しい!
禁煙できないなな(;ω;)さん
1位(75点)の評価
いままでのものとはちょっと違う形に惹かれて購入しました。吸わなくても持っているとなんか安心できる形もいいです。
価格は4000円しなかったと思います。価格は手ごろなほうではないでしょうか。
バッテリーのもちもなかなか良く、普通に10本以上は余裕ですが、今後バッテリーが弱ってくるとどうなるかわかりません。
自然な感じで口に持っていけるのも気に入っています。
レックンさん
1位(90点)の評価