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すずさんの「鬱映画ランキング」

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更新日: 2020/06/12

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ランキング結果

1アンチクライスト

アンチクライスト

引用元: Amazon

制作年2009年
上映時間104分
監督ラース・フォン・トリアー
メインキャストウィレム・デフォー(夫)、シャルロット・ゲンズブール(妻)
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

女性の怖さを思い知らされる

ラース・フォン・トリアー監督の作品の中で鬱三部作と呼ばれる中の『アンチクライスト』は、過激で露骨な描写が注目されがちですが、人間心理の深い部分や存在の本質などを鋭くていねいに描き出していると思います。子どもを失った悲しみを癒すために山籠もり生活を始めて夫婦が、自然と向き合ううちにお互いの内面や隠された欲望などと向き合ってしまうというリアルな心理的怖さのある作品です。

2ファニーゲーム

ファニーゲーム

引用元: Amazon

制作年1997年
上映時間103分
監督ミヒャエル・ハネケ
メインキャストスザンヌ・ロタール(アンナ)、ウルリッヒ・ミューエ(ゲオルク)、アルノ・フリッシュ(パウル)、フランク・ギーリング(ペーター)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

後味悪い映画の代表的存在

別荘で家族旅行を楽しんでいる一家の元に見知らぬ青年たちが唐突に卵をもらいに来ます。快く受け入れた夫人でしたが、青年はすぐに引き返して来て、落として割ってしまったからもう一度欲しいと頼みます。青年たちは、実は他人に痛みや苦痛を与えることをゲームのように楽しんでいるような連中でした。家族は監禁され、青年たちの支配下に…。メガホンを取ったハネケ監督は、暴力への腹立たしい感情や怒り、嫌悪や否定の感情をあおるためにこの作品を作ったと述べています。ただ嫌な気持ちになる、というわけではなく非常に考えさせられる作品だと思います。

3イレイザーヘッド(映画)

イレイザーヘッド(映画)

引用元: Amazon

制作年1977年
上映時間89分
監督デヴィッド・リンチ
メインキャストジャック・ナンス(ヘンリー・スペンサー)、シャーロット・スチュアート(メアリー・エックス)、アレン・ジョゼフ(ミスター・エックス)、ジーン・ベイツ(ミセス・エックス)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

不思議でシュールな映像世界がリアルな鬱感覚をあおる

モノクロの何とも不思議な質感の映像で流れていく『イレイザー・ヘッド』は、デヴィット・リンチ監督のデビュー作です。貧しい青年が、ある日交際していた恋人からの妊娠報告を受けます。戸惑いながらも彼女との結婚に向けて進んで行く主人公。しかし、彼女が出産をしたのは恐ろしく不気味な声で鳴き続ける奇形の子どもでした。どこかファンタジックとも取れる不思議でシュールな映像が事態の重さを和らげると同時に、主人公の葛藤や苦悩などがリアルに胸に迫ってきます。

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