1分でわかる「鬱映画」
トラウマ必須の展開が待ち受ける、鬱映画
世の中にはさまざまな作風の映画がありますが、“鬱(うつ)”映画も人気ジャンルのひとつに挙げられます。鬱映画とは、みた人を「悲しい」「落ち込む」「後味が悪い」などのネガティブな感情にさせる映画のこと。登場人物が残虐な目にあったり、社会的に追い詰められたり、非情な決断を下さなければならなかったりといった描写が含まれているのが特徴です。
ついついハマってしまう、鬱映画の魅力
鬱展開を含む作品は賛否が分かれますが、決して受け手に不快感を抱かせるだけではありません。たとえば、悲惨な死を描写することは「反戦」というテーマに重みを持たせたり、主人公が辛い状況を乗り越える展開が観客にカタルシスを与えたりと、鬱展開が役割を持つことも。そのような魅力に惹かれて鬱映画を好む人も数多く存在します。
今でも根強い人気を誇る、名作鬱映画を紹介
救いのないバッドエンドや、胸糞悪い展開を含んだ作品のなかにも、名作と言われる映画がたくさんあります。代表的なものには、実際に起きた巣鴨子供置き去り事件が題材の『誰も知らない』(2004年)、謎の霧が発生した田舎町が舞台のSFホラー『ミスト』(2008年)、第2次世界大戦下のドイツを生きる2人の少年の友情を描く『縞模様のパジャマの少年』(2009年)などが挙げられ、多くの観客を恐怖や悲しみの渦に巻き込んだ作品として知られています。
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