シネマンドレイクさんの「ディズニー実写映画ランキング」
映画ブログ『シネマンドレイク』管理人
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2位スペースキャット
引用元: Amazon
制作年 | 1978年 |
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上映時間 | 104分 |
監督 | ノーマン・トーカー |
メインキャスト | ケン・ベリー(フランクリン・ウィルソン)、サンディ・ダンカン(エリザベス・バートレット)、ハリー・モーガン(スティルトン将軍)、ロディ・マクドウォール(ストールウッド)、マクリーン・スティーヴンソン(ノーマン・リンク)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
空から猫が!
これもディズニー映画なのだが、あまり知られていない。宇宙からやってきたのは狂暴な侵略者ではない。ただの猫である。ちょっと不思議で変わった猫。その猫が織りなすこの物語は、特別な斬新さはないのにもかかわらず、なぜか人の心を癒す。もちろん、現代を振り返ればどこの家庭にも猫がいて、野良猫もいっぱいいるので、ある意味では地球は侵略されたといってもいいのかもしれない。
3位プーと大人になった僕
プーさんに大人が出会う意味
「くまのプーさん」の実写化ではあるのだが、少し志向を変えている。これまでのジュブナイルな感じではなく、ましてやノスタルジーに浸るだけのものではない。社会に疲れて目的を見失った大人を導く存在になっている。それは同時に男らしさに支配されてしまった男性を「もうそんなことしなくていいんだよ」と諭す物語にもなっている。プーさんは男性にこそ必要な存在だ。
4位パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
シリーズ第1弾がやっぱり最高
大ヒットによってディズニーの看板となる実写映画として登りつめた一作。でも当初は本当にヒットするのか不安視されていたというのも興味深い。海を舞台にした大作は売れないというジンクスを吹き飛ばし、新時代の海路を開拓できたのも、素晴らしいストーリーとキャラクターのおかげ。どんな映画もこれさえあれば死から蘇ることができるのです。
5位魔法にかけられて(映画)
引用元: Amazon
制作年 | 2007年 |
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上映時間 | 107分 |
監督 | ケヴィン・リマ |
メインキャスト | エイミー・アダムス(ジゼル)、パトリック・デンプシー(ロバート・フィリップ)、ジェームズ・マースデン(エドワード王子)、ティモシー・スポール(ナサニエル)、スーザン・サランドン(ナリッサ女王)、イディナ・メンゼル(ナンシー・トレメイン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
プリンセスを風刺して
ディズニーが掲げる「プリンセス」という概念はどうしても古臭いものになっており、それは観ている観客もわかったうえで受け取っているものでしたが、それをあえて現代に到来させることでその「可笑しさ」を具現化し、それでいてリアルな価値観に変質させていく。案外とこの映画はとんでもなく巧みなことをやってみせており、実写とアニメの融合作では文句なしに最近の傑作でしょう。
6位ムーラン(2020)
公式動画: Youtube
『ムーラン』(原題:Mulan)は、2020年に公開予定のアメリカ合衆国のファンタジー映画。1998年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品『ムーラン』の実写リメイク作品である。
「ムーラン」の良さを研ぎ澄ます
ディズニーのクラシックアニメを実写化する企画はたくさんありましたが、この「ムーラン」はもっとも挑戦的。ミュージカルやロマンスの要素を極力排除し、作品のテーマである「女性」の部分を最大限に強化したことで、歴代プリンセスではあり得ない、戦いまくる女性像が完成しました。アニメと違って剣技と武術で戦う姿はカッコよさ10倍アップです。
あとがき
好きな映画は人それぞれです。
ぜひみなさんも自分のランキングを作ってみてください。
空から女性が!
アニメーションも織り交ぜながらのファンタジックな世界観を両立させている一作であり、これまでアニメーション映画だけの覇者だったディズニーが実写でも何か大きなクリエイティブを発揮できると立証してみせたとも言える。時代設定を上手く変えつつ、新しい時代を象徴するスーパーウーマンが降ってくるというアイディアも、先駆的な発想であり、色あせないパワーとして輝く理由でもある。