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ふうこさんの「大石英司の書籍ランキング」

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更新日: 2020/10/28

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ランキング結果

1ぼくらはみんな、ここにいる

ぼくらはみんな、ここにいる

引用元: Amazon

全国大会での優勝経験もある、光が丘中学校吹奏楽部の夏の合宿先に選ばれたのは、神主島という、島原半島のほど近くに浮かぶ小さな島だった。しかし、この島で充実した合宿生活を送るはずだった彼らを待ち受けていたものは…。壮大な運命に立ち向かう少年少女たちを描いた、著者渾身の感動巨篇。

予想不能な世界

通常のタイムスリップというと、一人が時空を越える設定が多いのに、この作品では島全体がタイムスリップするのです。
これだけでも、かなり意外性があるのですが、感染症を恐れるなどリアルな問題が出てきて、その世界観の深さに驚かされます。
ここまで、タイムスリップをリアルに描いた作品はないのではないでしょうか。

2神はサイコロを振らない(小説)

神はサイコロを振らない(小説)

引用元: Amazon

『神はサイコロを振らない』(かみはサイコロをふらない)は、大石英司の2004年発表の小説、ならびにそれを原作とするテレビドラマである。略称は「神サイ」。 タイトルはアルベルト・アインシュタインの言葉に由来しており、1926年12月にアインシュタインからマックス・ボルンに送られた手紙の中で、不確定性原理へ反論したときに使った言葉である。

それぞれの時間の使い方

再会したのに、再び別れなくてはいけない辛さに、涙が止まりませんでした。伝えられなかった想いや、過去へのわだかまり、やり残したこと。きっと、人は後悔を繰り返しながら明日へと向かっていくのだと感じました。でも、大切なことは決して諦めないことだということもわかります。
そして、大切な人への想いは、たとえ離ればなれになっても消えないのだということを教えてくれる作品です。

3女神のための円舞曲

女神のための円舞曲

引用元: Amazon

病める魂が出逢い、響きあうそのとき―僕らの目に映るのは、どんな景色だろう。魂の邂逅と癒やしの物語。

時を越えた母と娘の絆

読んでいくと、まるで音楽が聴こえてくるような不思議な作品です。
母から託されたハーモニー。これを実現させることは、音々が唯一母との絆を確かめる方法なのだろうと感じました。
バラバラだった人々の気持ちが、やがて1つになっていく様子が、まるでオーケストラそのもののようだと感じました。

4消滅世界

消滅世界

引用元: Amazon

長野の山奥で起こった住民消失事件。それを解決するため派遣された陸上自衛隊特殊部隊サイレント・コアの土門康平一佐は、その現場でひとりの少女を保護する。彼女の体内には見たこともないメモリ機器が埋め込まれており、そこには動画データが――この世界にはもういない人物から、司馬と姜を名指しして「自分たちを助けてほしい。われわれが全滅したら、この被害は拡大するだろう」というメッセージが記憶されていた。検証を重ねた結果、土門は最強コマンド・司馬は残し、原田&姜小隊を連れ、《彼》の救出を決意するが……。

ミステリアスな展開に翻弄される

この世界にはいない人物からのメッセージというだけでも、ワクワク感が止まりません。
ストーリー展開は、1度読んだだけでは難しくて、その難しさから何度も読み返してしまうんです。
その度に新しい発見ができて、とても楽しめました。

5尖閣喪失

尖閣喪失

引用元: Amazon

中国・台湾が領有権を主張する尖閣諸島。中国が実力行使に出た時、日本は……。政治的影響を睨みつつ展開される水面下での熾烈な駆け引きと日中の軍事作戦の行方を、迫真の筆致で描く。

今だからこそ読みたくなる

最初に読んだときには、こんな可能性があるのかと思いました。
このときは、あくまでもフィクションとして読んでいたのですが、だんだんリアルに感じてきました。こんな日が、本当に訪れるのかもしれないと、今だからこそ怖くなります。

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