1分でわかる「大石英司」
架空戦記や軍事サスペンスを中心に手掛ける「大石英司」
1961年、鹿児島県出身の大石英司。1986年に『B-1爆撃機を追え』で小説家デビュー。架空戦記や近未来のサイバーSFなどを描いた作品を中心に手掛け、『第三次世界大戦(1~8)』や『神はサイコロを振らない』(2004年)、『ぼくらはみんな、ここにいる』(2005年)など、多数の名作を生み出しています。
漫画家・ドラマ化を果たしたヒット作『神はサイコロを振らない』
2004年に発刊し、“神サイ”の略称で知られる『神はサイコロを振らない』。タイトルは物理学者「アルベルト・アインシュタイン」の言葉に由来しているそう。2006年には『神はサイコロを振らない~君を忘れない~』というタイトルでテレビドラマ化を果たし、全9話の平均視聴率9.6%を記録する人気作となりました。
希望を貰えた
僕が1位に選んだのは、ぼくらはみんな、ここにいるです。
光が丘中学校吹奏楽部の生徒たちがタイムスリップ。時代は、江戸へ……
与えられた環境の中で生徒たちがたくましくそして勇ましく進化していくところが、読んでいてめっちゃ爽快な気分になりました。希望や元気をもらえる作品です。
ha!さん
1位(100点)の評価
予想不能な世界
通常のタイムスリップというと、一人が時空を越える設定が多いのに、この作品では島全体がタイムスリップするのです。
これだけでも、かなり意外性があるのですが、感染症を恐れるなどリアルな問題が出てきて、その世界観の深さに驚かされます。
ここまで、タイムスリップをリアルに描いた作品はないのではないでしょうか。
ふうこさん
1位(100点)の評価
読後感が良い
江戸時代の島にタイムトリップしてしまう少年少女たち。設定はありえないけど、現実味があって読みやすかったです。
最後が感動でした。しばらく経ってから、ふと思い出して、また読み返したいと思える本です。面白いです。
あさかさん
3位(90点)の評価