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このランキングは「女性アイドルグループ」が対象ですが、ソロも含めれば広末涼子さんが圧倒的な存在となります。
ランキング結果
2位Perfume
引用元: タレントデータバンク
プロフィール | あ~ちゃん(西脇綾香)、かしゆか(樫野有香)、のっち(大本彩乃)からなる3人組テクノポップユニット。2000年に広島で結成。2007年にシングル「ポリリズム」がブレイク、独自な楽曲、歌詞、ダンス、MC等で多方面から評価を得る。2015年9月21日に、結成15周年、メジャーデビュー10周年を迎え、その節目を飾る『Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP』と題したイベント&ライブを開催。また10月28日には、通算22枚目のシングルとなる「STAR TRAIN」をリリース。10月31日には、2014年に行った「Perfume WORLD TOUR 3rd」の模様を撮影したドキュメンタリー映画「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」が公開される。2016年4月6日には、前作「LEVEL3」から約2年半ぶりとなるオリジナルアルバム「COSMIC EXPLORER」をリリースし、アルバム6作連続オリコンウィークリーチャート1位を獲得。2016年5月から約半年間にわたり、日本そして北米を駆け周ったツアー『Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」』を開催した。2017年8月30日には通算24枚目のシングル「If you wanna」をリリース。2017年11月29日には、2012年リリースの「Spring of Life」から最新曲「If you wanna」までの、Video Clip 16作品を収録した、Perfume Video Clip集 第2弾「Perfume Clips 2」をリリースし、オリコン週間「総合ミュージック映像」ランキング歴代単独最多8作連続1位を獲得した。2017年12月31日「第68回NHK紅白歌合戦」にて記念すべき10年連続10回目の出場を果たした。さらに2018年3月14日には通算25枚目となるシングル「無限未来」をリリース。そして2018年8月15日に前作『COSMIC EXPLORER』から約2年振りとなる通算7枚目のオリジナルアルバム『Future Pop』のリリースが決定しており、そのアルバムを引っさげ、9月から約2年ぶりとなる全国9都市18公演を巡る全国アリーナツアーがスタートする。 |
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代表作品 | CDシングル『無限未来』(2018)
CDアルバム『Future Pop』(2018) DVD・Blu-ray『Perfume Clips 2』(2017) |
若くして圧倒的な完成度
高校生時代のPerfumeが、物販で直接ファンに対応し、お金を受け取りながら談笑して品物を渡していた――というのは、今となっては想像がつかない人もいるかもしれません。私が現場に行きだした2006年、それはごく普通の光景でした。
Perfumeに現在のような大掛かりな映像演出などない時代でしたが、しかしすでに彼女たちのライヴは最高の昂揚感をもたらすものでした。中田ヤスタカがプロデュースした楽曲群で踊る彼女たちは、他のアイドルの追随を許さない身体性があり、「ダンスがうまい」という次元の話ではない存在でした。
特に2007年のシングル「ポリリズム」のリリースから、2008年のアルバム「GAME」のリリースを経ての全国ツアーと日本武道館公演までの昂揚感は、2度と味わうことができないものかもしれません。
Perfumeがまだ「アイドル」として活動していた時代の話です。
3位toutou
引用元: Amazon
toutou(トゥートゥー)はかつて活動していた、姉妹による日本の歌手・アイドルユニット。当時の所属はクィーンズアベニューアルファ、レコード会社はSony Records。
2000年代なかば、アイドルは何をしていたのか?
2000年代なかばは、いわばモーニング娘。とAKB48のブームの間の時代で、「アイドル冬の時代」と呼ばれることになります。
私が初めてtoutouというグループのリリースイベントに行った2005年、CDを1枚買うと握手ができました。しかし、それ以外の「何か」にファンが列を作っているのです。それはCDを2枚以上買ったファンを対象にしたチェキの列で、私は初めて複数枚買いの現場を体験しました。
2003年から2009年まで活動したtoutouは姉妹ユニット。クオリティの高いポップな楽曲を独自のユーモアで包んだグループでした。しかし、一度もワンマンライヴをすることなく活動を終えたグループでもあります。そんな長期間活動をして、ワンマンライヴがないとういうのは今なら想像できない話ですが、それもまた2000年代半ばをいきたアイドルゆえのことかもしれません。
破滅と熱狂
現在は2019年に結成された第3期BiSが活動中ですが、個人的に最も好きだったのは2011年からライヴ活動を開始した第1期BiSです。
2011年2月に、まだ4回目程度のライヴを見たのですが、ほぼ破綻したステージに衝撃を受けました。そんなステージの一方で、松隈ケンタのプロデュースによる楽曲群は一貫して高いレベルを誇り、全裸PVと呼ばれた「My Ixxx」の公開など、数々の炎上騒動とともに「活動は異常だが曲はいい」というグループになっていきます。
メンバーの脱退も多く、メンバーやファンの心を押しつぶしてきたのがBiSでした。消えない傷跡を絶えず残しながら、BiSは2014年の解散ライヴを横浜アリーナで行い、翌日にしれっと「元BiS」としてライヴを行って集金し、前日の赤字の補填をしました。
すべてがひどい悪ふざけのようで、すべてが本気。常にアンビバレンツを抱えていたBiSの現場は、リフト、ダイヴ、モッシュなどが常に起きる気が狂った現場でした。「アイドル戦国時代」と呼ばれたアイドルブームの時代に生まれた異端の存在です。