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単なるお祭りライダー大会ではない
ディケイドが開始される前のライダーが、全登場するお祭り騒ぎのストーリーです。ある意味、ジオウも同じですが、こちらの方がインパクトが強かったです。特に、戦闘でスピード勝負が発生した時(ディケイドVSカブト)、まさか555のアクセルフォームとカブトのクロックアップがぶつかり合うとは思いませんでいた。でも、この演出はファンには鳥肌ものでした。
天の道を往き、総てを司る男
ここまで個性的な主人公もいないのではないでしょうか。自分で「天の道を往き、総てを司る男」とか言ってます。どう考えても、コミュ障です。しかし、その戦闘スタイルは、全ライダーの中でも群を抜いています。振り向きざまでのライダーキック。いかにも「強い」というイメージを持たせてくれました。
変身後のフォームさえカッコよければ1位
現在、過去、未来を行き来して、主人公の良太郎が成長していきます。前半は、モモタロスたちのお笑いに、ライダーとしての渋さは微塵も感じませんが、後半の真実が暴かれてきたときのストーリーは平成ライダーらしく濃厚で重くとても見ごたえが出てきます。あとは、変身後の恰好さえどうにかなってくれれば。ファイナルフォームがノーマルフォームより弱く見える(笑)。
大人な仮面ライダー
これまで(その後も)の仮面ライダーとは、少々雰囲気が違っています。主人公がある程度の年齢を重ねており、他の作品からしてみるとおじさんが主人公になっています。しかし、その利を生かし、今までのライダーのように無理につっぱしったりせず、冷静沈着に行動していくのが新鮮でした。他の作品のような派手さはあまり感じませんでしたが、この落ち着いた感じが、ライダーの新しい一面を見せてくれました。
平成の仮面ライダーがただかっこいいだけのヒーローものではないという位置づけを確立した作品
555は「人間」というものが強く表現された作品と感じています。それは、人VSオルフェノク、人VS人。そして、通常のヒーローものであれば、悪とされるオルフェノクとの共存の道。ここまでくると、単なるヒーローものではなく、一つのドラマとして確立していると思います。そして、これからの仮面ライダーのストーリー性を転換させるきっかけになった作品だと思っています。