1分でわかる「NHK朝ドラ」
朝ドラの誕生は長編小説のテレビドラマ化
NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)は、ラジオの連続放送劇が人気を集めていた時代に、長編小説のテレビドラマ化という試みから誕生。朝ドラ第1作目は、芸術家の主人公が娘の成長を見守る物語『娘と私』(1961年)でした。以後、放送開始時間を15分早めて朝8時からにしたり、放送尺を20分から15分に変更したりと、時代とともに変化させつつ、国民的なドラマ枠になっていきました。
第115作目『ブラッサム』がスタート
2026年9月28日から、新作の連続テレビ小説第115作目『ブラッサム』の放送がスタートしました。本作は、明治・大正・昭和・平成の四時代を駆け抜け、98歳まで現役で筆を執り続けた作家・宇野千代をモデルにした物語。石橋静河演じる葉野珠が、苦難や痛みをすべて糧に変えながら、小説家、そして実業家として何度でも花を咲かせ直していく、奔放な一代記です。脚本は櫻井剛と小松與志子が手掛け、YOASOBIによる伸びやかな主題歌『咲き誇れ』とともに、「生の全肯定」のエールを茶の間に届けています。
『風、薫る』が完結

風、薫る
(引用元: Amazon)
2026年3月30日から放送されていた第114作目『風、薫る』が、2026年9月25日の放送をもって最終回(第130回)を迎えました。日本初のトレインドナースとして近代看護の礎を築いた大関和と鈴木雅をモデルに、見上愛演じるりんと上坂樹里演じる直美が、血縁によらない「互助」の暮らしの中で看護の知を次世代へと手渡していく、ダブルヒロインのバディドラマです。明治の女性たちが蒔いた種が患者一人ひとりの尊厳を守る看護として花開く姿が描かれるストーリーは、多くの人々の心に温かな感動を残しました。
代表的な朝ドラ作品
朝ドラ歴代トップクラスの高視聴率を記録した『おしん』(1983年)。2019年の再放送時も、不朽の物語と役者の演技が幅広い世代を魅了しました。ほかにも、沖縄の情景が美しい『ちゅらさん』(2001年)や、社会現象を巻き起こした『あまちゃん』(2013年)、実業家の生涯を描いた『あさが来た』(2015年)など、多くの名作が誕生しています。近年では2024年の『虎に翼』や『おむすび』、2025年の『あんぱん』『ばけばけ』が大きな反響を呼びました。
NHKの朝ドラヒロインをきっかけに飛躍した若手女優たち
朝ドラ100作目を記念した『なつぞら』(2019年)では人気女優の広瀬すずをヒロインに抜擢。広瀬すずは、アニメーターを目指す、まっすぐな女性を熱演しました。また、『べっぴんさん』(2016年)で手芸好きの女の子を演じた「芳根京子」や、『半分、青い。』(2018年)で片耳が聴こえない活発な女の子を演じた「永野芽郁」などは、朝ドラヒロインから飛躍しました。
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