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まさに最強の銀幕スター
何と言っても俳優が豪華!そんなに有名どころ入れて喧嘩しないの!?オムライスにミートスパゲティかけちゃった!というぐらいのキャストです。全然出し惜しみしていませんね。勝慎太郎の動きの素晴らしさは言うまでもありませんが、こんなに『演技』に安心して観られる映画もありません。全員の凄みが、強烈で、なまっちろい役者なんか全く出ていません。
まさに時代劇の幕開けとも言えよう作品
月形龍之介、市川歌右衛門、東千代之介、片岡千恵蔵、大川橋蔵などなど…と大盤振る舞いな映画です。昔の時代劇ということでセットも超豪華!東映のキャストがズラリと出ており、映像色もどこか独特。この人達が時代劇の黄金時代を築いたんだなあと感激したのを覚えています。助さん格さんが光圀とどんな風に出会ったかなんて、普段の時代劇(しかもシリーズ)では全然わからなかったので、なかなか感慨深かったですね。
いつの世もげにおそろしき女の情
修行僧安珍を愛してしまった清姫。それをどこまでも追いかける清姫は最後には化け物になってしまいます。そこに最高の恐怖を感じますね!元祖イケメン市川雷蔵が安珍を演じるところに色っぽさがあり、また若尾文子もなんと美しい。美男美女の恋の行く末が『怨念との清算』になるなんて話の流れは、いつの時代も同じなんだと痛感。女を蛇なり龍に喩えるのは大正解です。