みんなのランキング

shutoさんの「辻仁成の書籍ランキング」

5 0
更新日: 2020/01/08

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

1白仏

白仏

引用元: Amazon

筑後川下流の島に生まれた稔は発明好きで戦前は刀鍛冶、戦中は鉄砲修理、戦後は海苔の加工機製造などをしてきたが、戦死した兵隊や亡き初恋の人、友達、家族の魂の癒しのため島中の墓の骨を集めて白仏を造ろうと思い立つ。明治大正昭和を生きた祖父を描く芥川賞受賞第一作。1999年仏・フェミナ賞外国文学賞を日本人初受賞。

フェミナ賞受賞作

フランスの長い歴史を持ち、大変に権威のあるフェミナ賞を受賞した作品です。装丁とタイトルの雰囲気がそのまま文章に表れてていて好きです。辻仁成さんがフランスに移住を経験したからこそ書ける内容のように勝手に感じてしまいました。

2サヨナライツカ(小説)

サヨナライツカ(小説)

引用元: Amazon

『サヨナライツカ』は、辻仁成の恋愛小説。世界文化社が発行する男性向けファッション雑誌『MEN'S EX』で1999年4月号から2000年5月号まで「黄金の寝室」のタイトルで連載され、加筆・訂正して同社から2001年に刊行された。 「好青年」と周囲から呼ばれ婚約者もいる豊が、謎の美女沓子とタイ・バンコクで出会い、互いに惹かれ合い逢瀬を重ね、そして別れ、25年後に劇的な再会をするまでを描く。

タイトルが良い

「サヨナライツカ」……あまりカタカナのタイトルは好きじゃないのですが、このタイトルは、カタカナが堅い雰囲気を出していて、かつ響きが良くて、とても効果的だと思います。

3海峡の光

海峡の光

引用元: Amazon

『海峡の光』(かいきょうのひかり)は、辻仁成による小説。第116回下半期芥川賞受賞作。 「新潮」1996年12月号初出。刑務所という舞台を通じて、かつてのいじめっ子・いじめられっ子の精神の暗部の流れを描く。

芥川賞

元々、ミュージシャン兼作家として認知されていた辻仁成さんの地位を決めた作品だと思います。薄暗くてドロッとしているけれど、どこか共感できるような空気感が独特でした。いじめはいけません、なんていう説教じみた内容の小説ではないのでご注意ください。

4嫉妬の香り

嫉妬の香り

引用元: Amazon

誰の心にも存在する嫉妬という感情。その感情に振り回されながらも、絶対的な愛を求める4人の男女。官能的な香りを小道具に、マチュアな大人の恋愛が、ドラマティックに、かつ人間らしい温かい目で描かれています。

5代筆屋

代筆屋

引用元: Amazon

何かを待つ、というのは大事なことだ。待っているものが来ると信じているあいだは、不思議なほどに力が湧く。手紙を待つ、という行為には生きる希望が潜んでいる。手紙を書くことには力がいるが、手紙によって勇気が生まれる。私はその力を信じてみたかった―。手紙の代筆で人助けをする、売れない作家の日々。人生観を変えるハートフルストーリー。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる