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2位追想五断章
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引用元: Amazon
『追想五断章』(ついそうごだんしょう)は、米澤穂信による日本の推理小説。『小説すばる』(集英社)2008年6月号から12月号に掲載され、2009年8月30日に刊行された。第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作。「このミステリーがすごい!」2010年および「本格ミステリ・ベスト10」2010年版で第4位、「週刊文春ミステリーベスト10」2009年で第5位、「ミステリが読みたい!」2010年版で第3位にランクインした。
穏やかさと切なさの一体感
亡くなった父が遺した5つのリドルストーリーを探す話だが、米澤穂信の凄さを改めて実感する物語。
静かに静かに進んでいく作品の中に今の生活や人生に抗う様子に青春を感じさせられる。
一通り読み終えてから序章を見返りして、すっきりする。
3位春期限定いちごタルト事件
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引用元: Amazon
『春期限定いちごタルト事件』(しゅんきげんていいちごタルトじけん)は2004年に創元推理文庫から刊行された米澤穂信の推理小説。〈小市民〉シリーズの第一弾。「小市民を目指す」という目的を共有したシリーズの主人公・小鳩常悟朗と小佐内ゆきが物語の舞台となる船戸高校に入学した高校一年の一学期の出来事を描いた連作短編集。
もどかしい二人に注目
優しい推理小説。
目の前に現れた謎についつい首を突っ込みたくなる主人公と、自分に危害を加えた人間には徹底的に報復せずにはいられないヒロインが小市民を目指しているが、この本を読んでいると本音を隠して右往左往する姿に思わず共感してしまいます。
依存関係ではない。ましてや恋人なんてものでもない。
二人の関係にドキドキが止まらないです。
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救いようのない残酷さ
パラレルワールドものだから気楽に読めば良いと気を抜いて読み進めていると最後に残るのは絶望感のみ。自分が存在しなかった世界では全てが上手くいっていると知ってしまった主人公の選択と、タイトルであるボトルネックの意味が胸に突き刺さります。