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1位シャイニング(小説)
引用元: Amazon
『シャイニング』(原題: The Shining)は、スティーヴン・キングが1977年に発表したホラー小説である。 タイトルはジョン・レノンの「インスタント・カーマ」(1970年)の歌詞「We all shine on, like the moon and the stars and the sun」からとられた。キングは当初『The Shine』というタイトルを考えていたが、「shine」がアフリカ系アメリカ人の蔑称であることに気付き、現在のものとなった。
2位リング(小説)
引用元: Amazon
著者 | 鈴木光司 |
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ジャンル | ホラー |
発売日 | 1991年6月 |
出版社 | KADOKAWA |
メディアミックス | 映画『リング』(1998年)
映画『リング2』(1999年) ドラマ『リング〜最終章〜』(1999年) 映画『リング0 バースデイ』(2000年) |
公式サイト | - |
日本ホラー長編の金字塔
映画化もされ、少なくともタイトルだけはほとんどの人が知っているホラー小説です。
後半の呪いの感染が広がっていく、という点が評価されることが多いかと思います。
ただ個人的にはむしろ、前半の呪いの原因を推測し井戸から骨を取り出すまでのサスペンスあふれる部分を、より評価したいと思っています。
不条理の恐怖
ミステリー作家であり、かつホラー作家でもあった都築道夫のホラー短編です。
現実と非現実のはざまへと読者を導いていって最後は突然放りだす、といった作りになっています。
ラストの1行を読んだときに、目の前にくわっと残酷なシーンがイメージされたものです。
こういった傑作選でさほど取り上げられることがないようなので、もしかすると読者を選ぶのかもしれません。
都会の孤独の恐怖
江戸川乱歩が奇妙な味の小説として選んだ短編です。
乱歩は「庇を貸して母屋を乗っ取られる」という部分に注目したようです。
しかし、個人的に一番怖かったのはラストでした。
だれひとり彼のことを思い出さない……これが都会の孤独を見事に表していて、この部分こそがモダンなホラーではないかと思ったものです。
5位長い暗い冬
ラストの衝撃
各種のホラー短編傑作集にもおおく採用されていて、ご存じのかたも多いでしょう。
北欧の暗く重ぐるしい冬がじっとりと迫ってきます。
まるで逃れられない人間の運命を暗示しているような冬景色です。
そこで明らかになるラストが、これがすごい。
さすがにネタバレになるので書けませんが、とにかく読んでほしいです。
圧倒的な恐怖
とにかくイキがいいホラーです。まだ若いころのノリに乗った著者が、ありあまるエネルギーをぶつけた感じです。
くり返し出てくる「レッドラム」という語句が、まるで呪文のように頭に響いてきて不気味です。
あとあまり取り上げる人がいませんが、ラスト付近で父親が最後に残った人間性・父性を見せるところは、もう涙なくして読めませんでした。