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2020/10/05

前田 有一さんの「面白い邦画ランキング」

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前田 有一さんのランキング詳細・コメント

ぶっちゃけた話、映画を沢山見れば見る程、邦画よりハリウッド映画を好むようになる人は多い。玉石混交の日本映画に比べ、そもそも日本で公開される外国映画はえりすぐりの作品ばかりだし、製作費だって比べようがないためだ。

しかし、そんな映画界のエリート=ハリウッドムービーとて、じつは日本の古典映画から影響を受けた監督、作品が数限りなくある。クロサワ映画や時代劇のチャンバラをリスペクトしたスター・ウォーズがそうだし、スピルバーグもギレルモ・デル・トロも、みな日本映画のファンだ。

ようは、それくらい伝統と実力があるのが日本映画なのである。いや、世界の映画史において日本は燦然たる地位を占めているといっても過言ではない。まあ、信じられないほどのハズレ映画が多い点も否めないが……。

そんなわけでこのページでは、そうした幅広い意味での「面白い邦画」タイトルを、いくつか紹介してみたい。

1バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

引用元: Amazon

制作年2007年
上映時間116分
監督馬場康夫
メインキャスト阿部寛(下川路功)、広末涼子(田中真弓)、吹石一恵(宮崎薫)、伊藤裕子(高橋裕子)、劇団ひとり(田島圭一)ほか
主題歌加藤ミリヤ『Eyes on you』
公式サイト-

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MMTもびっくりの日本バブル経済時代

真面目なものから不真面目なものまで、映画というのもいろいろあるが、時代全体がフマジメというかテキトーな空気に包まれていた日本のバブル時代、その文化というのは他に類を見ないものだと思う。

『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』は、そのケーハク時代の最前線を突っ走った、あるいは作り上げたといっても過言ではないホイチョイ・プロダクションズが手掛けた「バブル時代よ永遠に」ムービーである。

いよいよ破綻を迎えた日本経済を救うため、ある財務官僚(阿部寛)はタイムマシンでその発明者(薬師丸ひろ子)を1990年に送り込み、バブル崩壊を食い止めようとする。

今でこそ緊縮財政こそが不況の元凶だとの認識がようやく広まってきたが、ならば使え使えの消費至上主義とはいつまでだったのか。さかのぼると、まさにこの映画が声高らかに賛美するバブル時代なのであった。

このバカげた緊縮時代からそんな狂乱の大量消費時代に送り込まれたヒロスエこと現代っ子は、そのカルチャーギャップに衝撃を受ける。その様子に、多少なりともあの時代を知っている観客は爆笑を余儀なくされる。なんといっても作っているのはホイチョイである。ディテールのリアリティは最強。誇張の仕方も見事なもの。笑いのセンスは抜群である。

痛快きわまるエンディングからは、私たち日本人が失ってしまった大切な何かを考えさせられる。この感覚は極めて新鮮。似た作品が見当たらない、まぎれもない佳作といえる。

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2デビルマン(映画)

デビルマン(映画)

引用元: Amazon

製作年2004年
上映時間116分
原作永井豪『デビルマン』
監督那須博之
脚本那須真知子
製作冨永理生子、松井俊之、北﨑広実
製作総指揮泊懋
メインキャスト伊崎央登(不動明 / デビルマン)、伊崎右典(飛鳥了 / サタン)、酒井彩名(牧村美樹)、宇崎竜童(牧村啓介)、阿木燿子(牧村恵美)ほか
主題歌hiro『光の中で』
公式サイト-

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100点満点中2点

『デビルマン』実写版は、私が運営しているサイト「超映画批評」で100点満点中2点をつけた作品であり、ほとんどそれを切っ掛けにして日本中の映画ファンの間で大炎上した伝説のダメ映画である。「面白い邦画」ランキングになぜそれを、と思うのも無理はない。

しかし、である。

映画というのも懐の深いジャンルで、「面白い」という要素にしても人それぞれ。たとえば単純に「完成度が高い」とか「生涯のお気に入りになりうる」という意味なら1位や3位の作品を見ればよい。

だが「映画にはこんなハチャメチャなタイプもあるのか」と、ある意味、これまでの価値観を揺るがされる作品というのも「面白い」といえるのではないかと思うのである。

……などと、たいそうな前振りをしても擁護しきれない可能性があるのがこの実写版『デビルマン』の恐ろしさなのだが、くれぐれもこれは2点(100点満点中)の作品であることを念頭に置いたうえで、覚悟を持って鑑賞してみてほしい。

そうすれば、原作を無視した強引な展開、妙に説明的なセリフの羅列、センスの悪い脱力芝居、何かの間違いとしか思えないデタラメなVFXなど、ある程度以上の実力ある大人たちが本気で挑んでも、このような作品が出来上がってしまう「映画」の恐ろしさ、いや面白さを堪能できるに違いないのである。

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3櫻の園

櫻の園

引用元: Amazon

製作年1990年
上映時間96分
原作吉田秋生『櫻の園』
監督中原俊
脚本じんのひろあき
製作岡田裕
製作総指揮-
メインキャスト中島ひろ子(志水由布子)、つみきみほ(杉山紀子)、白島靖代(倉田知世子)、宮澤美保(城丸香織)、梶原阿貴(久保田麻紀)ほか
主題歌-
公式サイト-

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日本人の琴線に触れる

邦画の強みとは何かというと、「日本人の琴線に触れる」何かがある、という点だろう。つまり、日本人が好む風景とか人情とか、なにか原風景的な心地よさ、あるいはほろ苦い味わいがあるということだ。いかに海外の作品が優れていたとしても、これこそは日本人が日本人のために作った邦画だけが持つ、アドバンテージの一つである。

『櫻の園』はそうした、説明が難しい「日本人の琴線に触れる」ノスタルジックな青春映画の白眉で、見る年齢、タイミングによっては「一生の大切な一本」になりうる作品といってもよい。

事実、私の周囲のオッサンたちの中には、いまだこの作品の魅力から離れられず、機会あればやたらと熱く魅力を語る者もいる。気持ちはわかるものの、少々迷惑である。

舞台はとある女子高の演劇部。待ちに待った晴れ舞台「戯曲 桜の園」開演までの数時間の彼女たちの様子を、瑞々しく描いた青春群像劇だ。起承転結の筋書きはなく、通常の劇映画では省略されてしまうような少女たちの雑談、とりとめのない行動をただひたすら丁寧に描写してゆくだけ。なのに幾度も涙がこぼれてしまう、魔法のような演出がみどころだ。

主人公の女の子が、憧れていた女友達と最後に二人きりで記念写真を撮るシーンは名場面中の名場面で、シンプルなセリフがいつまでも観客の心に切なさを残してゆく。

桜の季節にはふと見たくなる、そんな佳作といえるだろう。

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