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哀しい兄
鬼滅の刃は哀しい過去を持ったキャラクターが多いですよね。むしろ悲しいエピソードしかないかもしれない。
本来なら上弦の壱ですから最強&圧倒的な強さのはずで、実際登場初期はそうだったんですが、弟である縁壱のエピソードが語られてからはむしろ才能に恵まれず鬼へ堕ちた人間という哀しさが前面に出るようになりました。
鬼滅の刃はジャンルで言えばバトルものにも分類されると思いますが、才能のない人間、二番手の人間の登場が多い。
兄弟愛
徐々に人気が上がっていった長期連載漫画の宿命として、盛り上がる中盤以降に登場したキャラクターに比べて初期に登場したキャラクターは個性の密度が低いということがあります。
鬼滅の刃でもそういうところはあって、十二鬼月も初期のほうが割とモンスター感が強く、後期に登場する十二鬼月ほどカッコよく、キャラクターが強くなりがちなところがあります。後になるほど序列が上がっていくのだから当然というところもありますが。
そんななかでいわば中盤に差し掛かったあたりで登場したこの兄弟。
上弦の出はじめということでめちゃくちゃ強く、また倒し方も謎が多く複雑。印象に残りました。
武闘家!
やっぱり武闘家ですね。
だいたい鬼なんですから、武器など使わずとも己の肉体のみで強い。
ひたすらに強さを求めた鬼。
初登場時には炭治郎に卑怯者呼ばわりされたり結構カッコ悪かったりもしますが、その強さを求めた理由、記憶を失ってもなお強さへのこだわりだけは持ち続けた有り様は悲しい。