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優しい世界観が大好き
初めて読んだ西加奈子さんの作品です。最初に映画の存在を知っていて、表紙のかわいさについつい手を出してしまいましたが、実際は読んでよかった。不思議な世界観で、優しくて素朴な感じが素敵だなぁと感じました。こんなふたりみたいな時間を過ごしたいと憧れを持ちました。
3位円卓
引用元: Amazon
『円卓』は、西加奈子による日本の小説。『別冊文藝春秋』にて2010年9月号・11月号・2011年1月号に連載、2011年3月5日に文藝春秋より刊行された。家族に愛されながらも、不満ばかりが募り、「孤独」を愛する小学3年生の琴子が、ひと夏を通じて成長していく物語。
もう一度、何度も読み返したくなる本
こっこの気持ちや考え方が少しずつ変化していくところが魅力的だった。自分自身が子供だったころを思いはせてみたりもしました。出てくる登場人物の個性が強いことも特徴的で、メッセージ性を度外視して笑ってしまうシーンもありそんなところが好きでした。
すっと読める、すっと好きになれる
テーマがいのち、と帯に全面的に書いてあった。躊躇というか抵抗もなく、すっと読める西さんらしい文章がすきです。
嫌われたくないという今どきの若い女性のお話だったので、なんとなく自分の気持ちとも重なるところが多く読みやすかったです。
わからない!読み返したくなる本
読み終わってすぐに、はて?と考えてしまうような本です。いつも読ませてもらっていた本たちとは、若干雰囲気が違うように感じましたが、いろんな視点からのお話を知ることで、秘密がわかってくる。ふわっとしたお話ではなく、ドキドキするお話でした。再読したい。
つらつら流れて、最後に大泣きできる作品
最初はつらつらと日常の風景が流れていくような、そんな感覚で読み始めました。インパクト強めで、でもかわいらしい肉子ちゃんにちょっとクスリとしてしまい、気が付いたら心つかまれていました。そして最後にまさかの大どんでん返しというか、まさか大泣きさせられるとは…。いい意味で裏切られた。最高のお話です。